☆ぽんつかのあたまんなか☆

◆ぽんつかの妄想から生まれた架空のレースカテゴリ  ・現代のF1に限界を感じたぽんつかが、F1でもない、インディでもない   フォーミュラeでもない架空のカテゴリを構想☆  ・独自開発による『すごろく式PC上ボードゲーム』としてレースを展開☆  ・それをただただ何シーズンもプレイしてセカイを構築してゆくだけの   旧究極の一人遊び☆  そのプレイ記事、レース経過・結果、シーズン総括などを載せてゆく。  それだけ!!(byケロちゃん)

Formula NeXXtream 1stシーズン・5

『Formula NeXXtream』
□第5戦 アルゼンチン アウトドローモ・オスカル・ガルベス

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 1周:5.81km 
 特性:「中速」「常設」
 ターン数:23(53周)
 
南米ラウンドVol.2、選手権第5戦はアルゼンチン
の首都ブエアノスアイレス、オスカル・ガルベスサーキットで行われる。
アルゼンチンのモータースポーツの歴史は古く、
F1で5度の世界王者に輝いたファン・マヌエル・ファンジオ
カルロス・ロイテマン、比較的新しい年代であげるとエステバン・トゥエロ、
ホセ・マリア・ロペスなど、多くのドライバーを輩出している。
サーキット名の『オスカル・ガルベス』も、
50年代にF1で活躍したドライバーにちなんで名づけられた。
コースは1周約4.3kmの中速テクニカルレイアウト。
ここでのフォーミュラの世界選手権開催は1998年のF1以来となる。
秋深まる南半球アルゼンチンで、激化の様相を呈する選手権の主導権争いがはじまる。

<予選>予選結果は以下の通り↓↓↓

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PP:デイヴィス・リンドホルム(ノルディック)

第5戦はブラジルに続く南米ラウンドパート2のアルゼンチン。
トップフォーミュラ開催は久しぶりとなるオスカルガルベスだが
この久々のレース開催が、各ドライバー達の落とし穴となった。
この時期のブエノスアイレスは気持ちの良い秋晴れ。
そんな中ノルディックのリンドホルムが今季初のPPを獲得、
いまだノーポイントのロムニ・ダキア勢、『暴れん坊』新鋭ファーシマスが
2番手でフロントローに並ぶ。今度こそ初ポイント獲得のチャンスだ。
さらに予選好調のチェルシー勢が4、6番手につけた。
対するポイントリーダーのセプターはなんと22番手。
アブダビの勝者日向は前回ブラジルに続き23番手と、下位に沈む。
長くレース開催のなかったためにミューの低い路面に、
ラバーグリップを得られず各車苦戦を強いられた。
その影響を最も大きく受けたのが、前戦ブラジルの勝者バトラー。
アタック中にクラッシュしノータイムに終わったバトラーはなんと
最後尾からのスタートとなってしまった

<決勝レース>
ポールポジションからリンドホルムがスタートをばっちり決め、
2番手にはラムダがポジションアップ、ファーシマスが3番手に続く。
スタートでの大きな混乱はなかったものの3tn目に中段で大アクシデント。
7番手のマルケーナスの追抜きを図った8番手のジョバナルディが
マルケーナスと接触。接近していた前後を巻き込んで
5台の多重クラッシュが発生してしまう。
これにより序盤3tnで5台がリタイヤ、セーフティカーが出動する。

ここでユーズドソフトでスタートの首位リンドホルムは早くもタイヤ交換。
しかしなんとピット作業で大ファンブル
インパクトのトラブルで交換に時間を要したリンドホルムは
一気に首位から11番手にポジションダウンしてしまう。
さらに5tn目にはラスムッセンをかわそうとしたファーシマスが接触
ラスムッセンはこの接触で9番手まで後退し、ファーシマスには
ペナルティストップが言い渡される。
ノルディック勢は2台ともが序盤で不運なアクシデントに見舞われる格好となった。

<5ターン終了時点のトップ10>
 1.ニコ・ラムダ
 2.ルドルフ・マイネ
 3.アレオ・ファーシマス
 4.アイウトン・フィリップス・ラ・ポルタ
 5.イオリディス・ニニアディス
 6.ゾルタン・ゲラ
 7.デイヴィス・ファング
 8.ジョルディ・ヴァッセル
 9.ケリー・ラスムッセン
10.デイヴィス・リンドホルム

中盤にさしかかっても混乱が収束する気配はなく、
6tn目にはDRSトラブルからくるスピンでラムダがリタイヤ。
再びセーフティカーが出動する。
第2戦の優勝以降からその後シーズン中盤戦まで、
ラムダはしばらくトラブルに祟られ続けることになる。
そしてセーフティカーあけの7tn目、ハードタイヤで12番手スタートの
マイネがステイアウトでトップ、同じく2度のセーフティカー出動も
ステイアウト作戦をとったファングが2番手、 3番手にはラ・ポルタが浮上する。
そして7tn目、コントロールタワーよりカーナンバー『33』のボードとともに
黒旗が掲示される。7tn目には2番手に浮上していたファーシマスに
『失格』裁定が下ったのだ。
すでにチームよりペナルティストップを指示されていたファーシマスは
すんなりとピットインしガレージでマシンを降りた。
ファーシマスは今季初の失格者となった。

中盤を過ぎた時点でトップはマイネ、2番手にはラ・ポルタ、3番手にファング。
ポジションを大きく落としていたリンドホルムは5番手まで挽回する。
そしてなんと、開幕から苦戦の続いたバリラ・マルティニのニニアディスが
4番手にいた。チームはここまで、第3戦アブダビでジョバナルディの
10位入賞で獲得した1ポイントのみにとどまりランキング11位と低迷。
業界でも数少ないギリシャ人ドライバーにポイント獲得の期待がかかる。

レースは後半戦にはいっても混乱続き。
11tn目にタイヤ交換したフィリオは、中段の混雑の中にピットアウト。
カブロンとカジワラの15番手争いに巻き込まれホームストレート上で
カブロンと接触。なんとピットアウト直後に左フロントウィングを飛ばしてしまう。
その後フィリオはノーズ交換の為に再ピットイン。
カジワラもパーツ交換のためにイレギュラーでのピットインを強いられる。
そして13tn目に上記の事故の原因を作ったとしてペナルティストップを
命じられたカブロンに対しても、直後に黒旗が掲示
なんと1レースで2人の失格者が出る荒れた展開となってしまった。

<15ターン終了時点のトップ10>
 1.ルドルフ・マイネ
 2.アイウトン・フィリップス・ラ・ポルタ
 3.デイヴィス・リンドホルム
 4.ジョリー・セプター
 5.イオリディス・ニニアディス
 6.ゾルタン・ゲラ
 7.アレン・バーンズ
 8.デイヴィス・ファング
 9.ケリー・ラスムッセン
10.ジョルディ・ヴァッセル

しばらくぶりのレース開催でラバーグリップがなく、
ミューの低かった路面に手を焼いた各ドライバー、
その後もバトラーと日向が接触してリタイヤ。事故多発のサバイバルレース
となったが、終盤は上位4台による白熱のバトルがトップ戦線をにぎわせる。

17tn目まで先頭を走っていたマイネだが、
18tn目についにリンドホルムにトップを奪われる。
そして3番手にはなんと21番手スタートのセプター4番手にはラ・ポルタが
浮上してきた。最後のスティントをソフトにかけたファングは、
タイヤのフィーリングが思いのほか悪く5番手。6番手にはいまだ唯一
ノーポイントのロムニ・ダキアのゲラがつけていた。

終盤はリンドホルムがマイネを封じ込めポール・トゥ・ウィンで
今季初優勝かと思われたが、最後の最後でマイネがリンドホルムを再オーバーテイク。劇的な逆転劇でマイネが初優勝を飾った。2番手はリンドホルム 3番手にラ・ポルタ、以下セプター、ラスムッセンのトップ5。2台ともアクシデントに見舞われた
ノルディック勢だったが、終わってみればW入賞と健闘した。
最後のソフトタイヤを生かしきれなかったファングは6位フィニッシュ。
7番手のゲラ、そして8番手のニニアディスが今季初入賞を果たした。
特にニニアディスは終盤ECUにトラブルを抱え、ペースダウンを強いられながらも
8番手を死守した。

終わってみれば完走台数13台、実にリタイヤ11台のサバイバルレース。
しかもタイヤバーストでリタイヤを喫した日向以外は8台がアクシデントで消え、
原因を作った2台が失格裁定と、終始荒れた展開のレースとなった。
第5戦を終えてドライバーズランキング首位にはなんと遅咲きの新鋭マイネが浮上。
開幕戦こそ完走できなかったもののその後は2位、8位、2位と入賞を重ね、
この優勝で首位に立った。5戦4完走、優勝1回入賞率8割、そして2度の
ポールポジションと、予想を上回る活躍でチームメイトのラムダをも圧倒する。
そして今回、全滅の憂き目にあったマーキュリー勢に対し、
ノルディックの2台がW入賞。チームランキングで2位をキープし、
ドライバーズランキングでもリンドホルム4位、ラスムッセン5位と
各々上位に名を連ねる。またチャイナドラゴンのセプターも
マイネ同様に優勝1回入賞率8割の安定感でランキング2位を堅持。
チャイナドラゴンはセプターの獲得ポイントのみで
チームランキング4位を維持しているのが驚異だ。
また今回7位にゲラが入賞したことでロムニ・ダキアが初ポイント。
第5戦にして全チームがポイントを獲得した。


最終リザルト↓↓↓

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優勝:ルドルフ・マイネ(レッドベル)

ラップチャート↓↓↓

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ドライバーズランキング↓↓↓

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チーム・マニュファクチャラーランキング↓↓↓

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こののちムジェロでの合同テストをはさみ
次回第6戦から、舞台はいよいよヨーロッパへ。
伝統のオールドコース、ブランズハッチでのイギリスGPで
ヨーロッパラウンドの幕が開けます。。
お楽しみに!!!