☆ぽんつかのあたまんなか☆

◆ぽんつかの妄想から生まれた架空のレースカテゴリ  ・現代のF1に限界を感じたぽんつかが、F1でもない、インディでもない   フォーミュラeでもない架空のカテゴリを構想☆  ・独自開発による『すごろく式PC上ボードゲーム』としてレースを展開☆  ・それをただただ何シーズンもプレイしてセカイを構築してゆくだけの   旧究極の一人遊び☆  そのプレイ記事、レース経過・結果、シーズン総括などを載せてゆく。  それだけ!!(byケロちゃん)

Formula NeXXtream 1stシーズン・13

『Formula NeXXtream』

□第13戦 アゼルバイジャン バクー・シティ・サーキット(バクー市街地)

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 1周:6.00km
 特性:「高速」「市街地」
 ターン数:22(51周) 
 備考:1Lap/2tn換算

ヨーロッパを離れ舞台をアゼルバイジャンへと移したF-NeXX。
選手権はいよいよ大詰めだ。これ以降は最終戦へ向けてアジア、北米と
転戦してゆく。第13戦の舞台アゼルバイジャンは北はロシア、南はイランと
国境を接し、地域的にはアジアというより中東に近いが東欧に分類されることもある。
1800年初頭から約200年にわたりロシア・ソビエト領として歩んできたが、
91年にソビエトは解体され、晴れて独立国家として歩むこととなる。
紀元前よりすでに人間が国家を築いていたこの地は、歴史を感じさせる古い町並みと
独立以降経済発展を遂げた新しい街町並みが共存する新興国家だ。
首都バクーに作られたストリートサーキットは、まさにバクーの歴史を感じさせる
コースだ。序盤のセクター1と後半のセクター3は新市街。
整備された道路を利用した90度ターンと、海岸沿いの2kmにわたる
ロングストレートが特徴だ。そしてセクター2では旧市街を利用。
ユネスコ世界遺産に認定されている旧市街地『イチェリ・シェヘル』の城壁の周りを
めぐる。車がやっと1台通れるほどの狭さの道を、うねりながら登って下る難所だ。
全長6kmのロングコースは、長い全開区間がある反面極端にテクニカルなゾーンを
内包する難所。セッティングの落としどころが重要だ。
進境著しいエキゾチックな古都で行われる第13戦は、どんなレースになるのか?


<予選>
予選結果は以下の通り↓↓↓

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PP:デリック・ワーノック(ウェバー・ブラバム

このレースでは、ひとつの大きなサプライズが目を引いた。
前戦、ヴァッセルの代役としてクラークソンからスポット参戦したワーノックが、
ウェバー・ブラバムに完全移籍。成績不振で解雇されたモンテローザに代わり、
No.2シートに座り残りのシーズンを戦うことが発表された。
しかもなんと、完全移籍初戦でワーノックはPPを獲得してしまったのだ。
フロントローには前戦の覇者ラムダ、終盤戦に入り俄然調子を上げてきた。
2列目には、こちらも後半戦にはいって調子を上げてきたロッソが入り、
5番手マルケーナス、6番手ラスムッセン、そして7番手にリンドホルムと
チームタイトルを争う面々も4列目以内の好位置につける。
また前戦に引き続きカジワラの代役でトライアンフから出走となったカペロは
10番手とこちらも好位置から発進。一方前戦でポイントランキング4位に後退した
セプターが13番手、マイネが14番手と中団に沈む。
そして予選アタックを失敗したバトラーは、なんと18番手に低迷。
第5戦アルゼンチン以来の2ケタグリッドに沈んだ。
ここ2戦連続リタイヤに終わっているポイントリーダーに、黄色信号点灯か!?


<決勝レース>
決勝レースはスタートでトラブル発生。
前戦地元で2位表彰台に上ったゲラが、グリッド上で両手を上げスタートがディレイ。
電気系にトラブルが発生したゲラは、結局このレースをスタートできずに終える。
仕切り直しのスタートは、PPから飛び出したワーノックが快調にレースを引っ張る。
2番手にはロッソが浮上、しかし後方でアクシデント発生。
3番手でスタートをミスしたラ・ポルタがマルケーナス、リンドホルムと接触
セーフティカーが出るほどの大きな事故にはならずも、各車大きくポジションダウン。
ラ・ポルタは14番手、マルケーナスは18番手、そしてなんと
リンドホルムは22番手まで後退を余儀なくされてしまった。

序盤ややペースの上がらないラムダはロッソを先行させ様子を見る。
4tn目、4番手走行中のラスムッセンが、マシン後方から白煙を上げストップ。
ミッションがブローしてしまい痛恨のリタイヤ、ノーポイントでレースを終える。
選手権トップ2の一角が序盤で姿を消すこととなった。
しかし、この混乱に乗じて18番手スタートのバトラーが大きく順位を上げ
7番手まて大ジャンプアップを見せていた。

<5ターン終了時点のトップ10>
 1.デリック・ワーノック
 2.アレンザンダー・ロッソ
 3.ニコ・ラムダ
 4.アレンザンダー・カブロン
 5.アレン・バーンズ
 6.アレックス・バトラー
 7.イヴァン・カペロ
 8.アレオ・ファーシマス
 9.日向 俊郎
10.ジョリー・セプター

スタート直後の多重接触でポジションを落とした面々は6tn目、
まずラ・ポルタとマルケーナスがピットにマシンを入れリタイヤ。
7tn目にはリンドホルムが同様にストップしてしまう。
各々そのときのダメージが元でレース続行不可能になり、ストップしてしまった。
選手権を争うノルディックは、序盤で2台が全滅するという憂き目にあう。

レースはワーノックが相変わらず快調にリード。ラムダとロッソが
時折順位を入れ替えながら続き、さらに4番手にはバーンズが続く。
ここまであまり良いところのないウェバー・ブラバム勢が、上位でレースを進める。
さらにポイントリーダーのバトラーは、7tn目に一度目のタイヤ交換で9番手まで
後退するも、再び挽回し混雑した6位争いあたりまで再浮上していた。

中盤まで大きな混乱なく進んだレースだが、
14tn目に初のセーフティカーが出動する。
ガジャックに追抜きを仕掛けたジョバナルディがミスをおかし
スピンを喫してしまったのだ。今回、タイヤの保ちがいいと判断したヨコハマ勢が、
これに乗じて一斉にピットイン。
ヨコハマ勢全員がソフトのみでつなぐ作戦をとっており、
ヨコハマ勢にとっては絶好のタイミングでのセーフティカー出動となった。

しかし、ここまでトップを走っていたワーノックが、このタイミングで
トップをラムダに明け渡してしまう。セーフティカー前の13tn目に、
ラムダはハードタイヤに交換。ワーノックはその後ソフトへの交換が必要だったが、
バーンズが先に交換する作戦だったためピットインを2ターン待たされ、
セーフティカー明けのタイミングでタイヤ交換を敢行。
その間にラムダに先行を許してしまったのである。
バーンズのタイヤライフもギリギリだったため、チームとしても作戦変更は
できなかったのだ。ワーノックはこれで一時3位へ後退しまう。
ラムダの見事なアンダーカット作戦だった。

<15ターン終了時のトップ10>
 1.デリック・ワーノック
 2.アレンザンダー・ロッソ
 3.ニコ・ラムダ
 4.日向 俊郎
 5.アレオ・ファーシマス
 6.アレン・バーンズ
 7.アレックス・バトラー
 8.デイヴィス・ファング
 9.アンドレアス・サントス・フィリオ
10.アレンザンダー・カブロン

18番手スタートから7番手付近まで浮上していたバトラーにはトラブル発生。
回生機構がうまく機能しなくなりペースダウンを余儀なくされたうえ、
セーフティカー明けの16tnにフィリオと接触
10秒ピットストップのペナルティを言い渡されたバトラーは大きく順位を落とし、
最終的に15位でレースを終える。これでなんとバトラーは
3戦連続ノーポイントとなってしまう。

最終的に優勝はラムダ、連勝で今季3勝目。
エントリーする全ドライバー中、シーズン最多勝ドライバーとなる。
勝利はならなかったものの、ワーノックはデビュー2レース目で2位と大健闘。
バーンズも4位に入り、ウェバー・ブラバムは今季最高リザルトを記録した。
3位にはチェルシーのロッソが入り、前半の不調とはうってかわって
着々とポイントを積み重ねる。

ラムダはこの優勝により、ラスムッセンを抜き選手権2位に浮上。
トップのバトラーとのポイント差を5と縮める。また、今回3位表彰台のロッソが
ポイントを100の大台に乗せ、102ポイントでランキング4位につける。
これにより、トップから31ポイント差に4人が収まる大激戦。
前戦までのトップ2がともにノーポイントに終わったため、ドライバーズランキングは
終盤に入りますます混戦の様相を呈してきた。
チームランキングでも、レース前3位だったレッドブルが一気にトップに浮上。
こちらは相変わらずレッドブル、マーキュリー、ノルディックの3チームによる
争いだが、20ポイントに3チームが収まる大激戦。

選手権の行方はドライバー、チームともにいよいよわからなくなってきた。


最終リザルト↓↓↓

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優勝:ニコ・ラムダ(レッドブル

ラップチャート↓↓↓

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ドライバーズランキング↓↓↓

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チーム・マニュファクチャーランキング↓↓↓

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次回のF-NeXXの舞台は、第2戦インドネシア以来のアジアラウンド。
スーパーGTのレースも行われたチャーン・インターナショナル・サーキットでの
タイGPです、お楽しみに!!!