☆ぽんつかのあたまんなか☆

◆ぽんつかの妄想から生まれた架空のレースカテゴリ  ・現代のF1に限界を感じたぽんつかが、F1でもない、インディでもない   フォーミュラeでもない架空のカテゴリを構想☆  ・独自開発による『すごろく式PC上ボードゲーム』としてレースを展開☆  ・それをただただ何シーズンもプレイしてセカイを構築してゆくだけの   旧究極の一人遊び☆  そのプレイ記事、レース経過・結果、シーズン総括などを載せてゆく。  それだけ!!(byケロちゃん)

Formula NeXXtream 1stシーズン・16

『Formula NeXXtream』

□第16戦 日本 十勝スピードウェイ

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 1周:5.09km
 特性:「低速」「常設」
 ターン数:22(60周)
 
大混戦のまま残り3戦、第16戦を迎えた選手権。
舞台はついにアジアの一番東、「日出る国」日本にやってきた。
秋深まる10月、晩秋の十勝スピードウェイで日本GPは行われる。
道東帯広から南に40km弱、更別村の畑の真ん中に忽然と姿を現すのが
北海道内唯一のFIA公認サーキット、十勝スピードウェイだ。
過去にはスーパーGTの前身である全日本GT選手権や十勝24時間耐久レースなど、
様々な国内モータースポーツが開催されてきた。
2009年に慢性的な経営難からくる運営会社の自己破産を受け存続が
危ぶまれていたが、新しい運営会社が見つかり運営継続が決定。
そして今回、F-NeXX招致にあたり現運営会社と、トライアンフチームの
母体であるSJBグループ(架空)が協力してサーキットを改修。
1stシーズンのカレンダー入りにこぎつけた。
かつてホンダF1の総監督も務めた桜井淑敏氏の手がけたコースは、
国内ではほぼ見られないフラットなサーキット。
ホームストレートは1.01kmあり、1コーナーが最大の追抜きポイントだ。
だが、それ以外はRのきついコーナーが連続して続き、
1コーナー以外での追抜きは難しい。またこの後の北米ラウンド2戦はともに
市街地でのレースのため、パーマネントサーキットでのレースはここ十勝が
最後となる。天高く馬肥ゆる秋、晩秋の北の大地で熱い戦いが始まる。

 <予選>
予選結果は以下の通り↓↓↓

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PP:アレックス・バトラー(マーキュリー)

選手権も残すところあと3戦。日本GPは晩秋の北海道は十勝で行われる。
前回のマカオでドライバーはラムダ、チームはレッドブルが抜け出した状態。
ここ日本では果たしてどうなるか? 
この日本での結果が選手権の行方を大きく左右することになる
重要な1戦であることは間違いない。
予選ポールポジションはこのところ足踏みの続いていたバトラー。
北米ラウンド前に、なんとかランキング首位を取り返したいところだ。
2番手にはSLOのラ・ポルタが続き、ランキング3位のラスムッセン
3番手ときっちり2列目につける。また4番手にはゲラが続き、
ラ・ポルタとともに終盤になるにつれ力をつけてきた面々が上位に並ぶ。
対して選手権でトップに立ったラムダは12番手に沈む。
地元の期待を一身に受ける日向も15番手と振るわなかった。
また、チームタイトル争いを左右する各チームのNo.2勢もマルケーナス9番手、
リンドホルム11番手、さらにマイネは19番手に沈む。
そして、ここ日本からプロトン、チャイナドラゴンが新鋭を送り込んできた。
プロトンはガジャックに代わりヴィックス、チャイナドラゴンはアファルにかわり
宋昇龍。ともに成績の振るわない前任者にかわり
終戦までドライブすることとなった。

<決勝レース>
スタートは大きなアクシデントなくPPから飛び出したバトラーがトップ。
2位ラ・ポルタ、以下ラスムッセン、セプター、ゲラと続き、
12番手スタートのラムダもスタートで順位を2つ上げていた。
ただもともと低速レイアウトの苦手なパッケージのレッドブルは、
マイネが後方に沈んでおりサポートは期待できない状態。
そんな中速さを見せたのがロムニ・ダキアのゲラだった。
終盤に入るにつれ予選でも速さを見せていたゲラが6tn目には表彰台圏内の
3番手に進出する。

久々に序盤で大きなアクシデントもなく、レースは滞りなく進む。
尻に火のついた状態のバトラーは快調にトップをゆく。
2番手にはラスムッセンがつけ、直近3戦をともにノーポイントで終えた
選手権の主役は、今回は調子がよさそうだ。日本期待の日向はやや中団の11番手、
前にはバリラ・マルティニのジョバナルディがいた。
ジョバナルディは最高位8位ながらもシーズン6度の入賞をはたし、
今回も入賞圏内を走行する。また、5番手には7番グリッドからスタートした
ニニアディスがつけており、バリラ・マルティニも
W入賞へむけて好発進を決めていた。

<5ターン終了時点のトップ10>
 1.アレックス・バトラー
 2.ケリー・ラスムッセン
 3.アイウトン・フィリップス・ラ・ポルタ
 4.ゾルタン・ゲラ
 5.イオリディス・ニニアディス
 6.アレン・バーンズ
 7.カーティス・マルケーナス
 8.ニコ・ラムダ
 9.ジョリー・セプター
10.ヴィンチェンツォ・ジョバナルディ

6tn時点でトップは依然バトラー、2番手にラ・ポルタが続き、
ラスムッセンをかわしゲラが3番手。4番手まで後退したラスムッセン
7tn目に最初のタイヤ交換のためピットインした。
ラ・ポルタも同時期にピットイン。ハードタイヤでスタートのゲラはこれで
バトラーの後ろ、2番手となる。バトラーもハードスタートだ。
そして10tn経過時点で今度はハード勢がピットストップのタイミングを迎える。
トップを行くバトラーが11tn目にピットイン、これにより一時的に
ゲラがトップに。ロムニ・ダキアはこれで今季初のラップリードを記録する。

バトラーは2番手でコースに復帰し、3番手にはラスムッセンが続く。
そしてこの時点でラムダは8番手まで浮上していた。
13tn目にはゲラがピットイン。バトラー、ゲラはともにソフトへ交換し、
最後にユーズドソフトを残す戦略。対するラスムッセンとラムダは2セット目を
ハード、同じく最後にユーズドソフト残しの作戦。
上位勢はほとんどが最後にユーズドソフトを使う作戦に出ていた。
レースは中盤、順位は1位バトラー、2位ゲラ、3位バーンズ、4位ラスムッセン
以下ラムダ、マルケーナス、リンドホルム、ラ・ポルタと続く。

<15ターン終了時のトップ10>
 1.アレックス・バトラー
 2.ゾルタン・ゲラ
 3.アレン・バーンズ
 4.ケリー・ラスムッセン
 5.ニコ・ラムダ
 6.カーティス・マルケーナス
 7.デイヴィス・リンドホルム
 8.アイウトン・フィリップス・ラ・ポルタ
 9.イオリディス・ニニアディス
10.日向 俊郎

ここまで大きなアクシデントなどなく展開していたレースだが
16tn目ついにアクシデント発生。6~8位のマルケーナス、リンドホルム、
ラ・ポルタの多重接触が発生し、コースクリーンのため
このレース初のセーフティカー出動となる。
この段階でバトラー、ゲラ、ラスムッセン、ラムダといったユーズドソフト残しの
面々は一斉にピットイン。またリンドホルム、ラ・ポルタはリタイヤ、
マルケーナスは事故の原因を作ったとしてセーフティカー明けのターンでの
10秒ストップペナルテイを言い渡される。選手権争い展開中のマーキュリー、
ノルディックには痛い展開となった。
特にリンドホルムは第12戦ルーマニア以降ノーポイントが続いている。

そしてなんとこのピットインでトップが入れ替わり、
ゲラ、ラスムッセン、リンドホルム(のちリタイヤ)、バトラーとなる。
ここからセプター、ラムダも含めた上位陣6台のマージン0状態での
ウルトラショートスティントがリスタート。
ラスムッセン、バトラー、セプター、ラムダがtnごとに目まぐるしく
順位を入れ替えながら進む激しいラストスティント。
しかし、2位以下が激しいバトルを繰り広げる中、トップをゆくゲラは
徐々に後方との差をひろげてゆく。ツイスティな低速トラックと相性のいい
プジョーエンジンが、最後の最後でゲラに味方する。

レースは最終的にはゲラがトップでチェッカー。
ここまでルーマニア、タイと終盤戦に2度2位表彰台にあがったゲラが
ついにポディウムに立った。自身、そしてチームも初優勝のトップチェッカー。
2位にはまだタイトルをあきらめていないラスムッセンが入り、
ランキング首位を奪回すべくバトラーが3位に続いた。しかしラムダがしぶとく
4位入賞。バトラーに5ポイント差に詰められつつもランキングトップは死守した。
また6位には日向が入り、地元日本で入賞を果たす。
対して日本GPがF-NeXXデビュー戦となった宋とヴィックスはそれぞれ
リタイヤとなり。トップフォーミュラの洗礼を受けた格好となった。

5位入賞のセプターがランキング4位に浮上するも、
トップのラムダとのポイント差が52となり、残り2戦でラムダがノーポイント、
セプターが1回以上PP獲得した上で2連勝をきめなければ逆転は不可能。
セプターがここで、タイトル戦線から事実上脱落となる。
また、3位のラスムッセンもラウダとのポイント差36と依然逆転は厳しい状態。

チームタイトルでもレッドブルとマーキュリーの差は16と僅差。
しかも今回はNo.1のふたりがそれぞれ上位入賞も、No.2はふたりとも
ポイント圏外に沈んでいる。依然タイトルの行方はまだまだ不透明。
北米ラウンドでの展開に大注目だ。

最終リザルト↓↓↓

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優勝:ゾルタン・ゲラ(ロムニ・ダキア

ラップチャート↓↓↓

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ドライバーズランキング↓↓↓

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チーム・マニュファクチャーランキング↓↓↓

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選手権も残り2戦、次回はいよいよ北米ラウンド。
五大湖の一つオンタリオ湖岸のトロント、エキシビジョンプレイスで行われる
第17戦カナダGPです。お楽しみに!!!