☆ぽんつかのあたまんなか☆

◆ぽんつかの妄想から生まれた架空のレースカテゴリ  ・現代のF1に限界を感じたぽんつかが、F1でもない、インディでもない   フォーミュラeでもない架空のカテゴリを構想☆  ・独自開発による『すごろく式PC上ボードゲーム』としてレースを展開☆  ・それをただただ何シーズンもプレイしてセカイを構築してゆくだけの   旧究極の一人遊び☆  そのプレイ記事、レース経過・結果、シーズン総括などを載せてゆく。  それだけ!!(byケロちゃん)

Formula NeXXtream 1stシーズン・7

『Formula NeXXtream』

□第7戦 スペイン モーターランド・アラゴン

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 1周:5.34km
 特性:「中速」「常設」
 ターン数:25(57周) 

ヨーロッパラウンド2戦目、ブリテン島で幕を開けた欧州戦線も
ここからヨーロッパ本土に上陸。スペインはカタルーニャ州ととなりあう
アラゴン州のモーターランド・アラゴンで行われる。
2009年開業の新しいサーキットは、ヘルマン・ティルケの手によるもの。
元F1パイロットのペドロ・デ・ラ・ロサコンサルタントに迎えて建設された
『現代の中速テクニカルサーキット』だ。
いわゆる『ティルケサーキット』らしく、いくつかの直角、鋭角コーナーと
大きく回り込むヘアピンを直線でつなぐ、レイアウトが特徴的で、
タイヤにも厳しいサーキットだ。
初夏のアラゴンはカラッと暑く、まとまった降雨はほとんどない。
そのかわり気温が30度を超える日もあり、タイヤに与える影響が懸念材料だ。
また、開催カテゴリが2輪レースがメインのため、4輪の世界選手権開催は初。
選手権はここまで6戦で6人のウィナーが誕生しており、
初めてのサーキットということもあり、今回も波乱の展開が予想された。


<予選>
予選結果は以下の通り↓↓↓

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PP:アレックス・バトラー(マーキュリー)

予選では一発の速さをみせたバトラーが今季初のポールポジション
2番手にはインドネシアでの優勝以降トラブル続きのラムダが並ぶ。
また、開幕から7戦中6戦でシングルグリッドを獲得し、
予選の速さには定評のあるグリエコが3番手につけた。
以下4番手にセプター、5番手にはラスムッセン、6番手モンテローザと続く。
一方母国イギリスで速さを見せたファングは15番手、日本期待の日向が19番手。
ポイントリーダーのマイネが23番手と後方からのスタートとなった。
また、前戦で事故の原因を作ったとしてこの1戦のみ出場停止となった
ラ・ポルタに代わり、SLOはインディカーを戦う大ベテランブラジリアン、
コリー・ダナーンとスポット契約。1戦限りの代役として出走となった。

※コリー・ダナーン → モデル:トニー・カナーン


<決勝レース>

レースはこの時期のアラゴンの例にもれず
カラッと晴れ渡った空のもとでのスタートとなる。
絶好のドライコンディションだ。スムーズなスタートを決めた2番手ラムダに対し、
PPスタートのバトラーはややスタートに失敗。2番手に後退する。
しかし後方でアクシデント発生。スタート直後から他車をかき分けるような
ジグザグ走行をした19番手スタートのロッソは、あげく2台と接触
結果マイネ、ヴァッセル、ゲラ、アファルを巻き込む大クラッシュを引き起こし
レースはしょっぱなからセーフティカーが出動する展開となる。
スペインGPはスタート直後に5台が姿を消す、波乱の展開で幕を開けた。

スタート失敗で2番手に後退したバトラーだが、
リスタート後にラムダをオーバーテイク。序盤でトップを奪回する。
3番手にはラスムッセンが続き、出場停止明けのファーシマスが4番手。
開幕戦以降6戦4完走、完走レースは全て入賞で抜群の安定感を見せる
セプターが5番手に続く。そして3番手スタートで決勝レースも期待された
グリエコはしかし、レースペースが上がらず6番手に後退する。

<5ターン終了時点のトップ10>
 1.アレックス・バトラー
 2.ニコ・ラムダ
 3.ケリー・ラスムッセン
 4.アレオ・ファーシマス
 5.ジョリー・セプター
 6.ダニエル・グリエコ
 7.カーティス・マルケーナス
 8.アンドレアスサントス・フィリオ
 9.ピエトロ・モンテローザ
10.アレンザンダー・カブロン

6tn目、トライアンフの1台がストップする。
12番手からのスタートカジワラが、電気系トラブルで停まっていた。
マシンがコース上でストップしたため、再度セーフティカーが出動する。
ユーズドソフトでスタートしたバトラーは、この時点でハードへタイヤ交換し
ピットアウト。一時また2番手に後退するもハードとの相性がいいバトラーが
7tn目にまたもやラムダをオーバーテイクし、改めてトップに返り咲く。
今回はラムダよりバトラーの方がレースペースが速いようだ。
しかも2番手に後退し8tn目にピットインしたラムダは、
こちらもハードにつなぐが、レッドブルのクルーが作業に手間取り、
6番手まで後退してしまう。

レースは10tn終了時点でバトラーがトップ、2番手がラスムッセン
そしてバトラーのチームメイト、マルケーナスが10番手から3番手まで浮上。
さらにファーシマスが4番手に続く。ハードに交換してしばらく
ペースのあがらなかったラムダは、この時点で6番手にいた。
ここからしばらくはアクシデントなくレースは展開してゆく。

バトラーが安定した速さでトップをゆき
やや離された2番手にラスムッセンが続く。そして3番手争いが激化。
ファーシマスとマルケーナスがターンごとにポジションを入れ替える
激しい攻防を展開。
そこにタイヤが温まってきたラムダが加わり、三つ巴の3番手争いが展開される。
その後ろは6番手セプター、7番手にはフィリオ、8番手にグリエコと続き
レースは後半戦へと入ってゆく。

<15ターン終了時点のトップ10>
 1.アレックス・バトラー
 2.ケリー・ラスムッセン
 3.カーティス・マルケーナス
 4.ニコ・ラムダ
 5.アレオ・ファーシマス
 6.ジョリー・セプター
 7.アンドレアスサントス・フィリオ
 8.ダニエル・グリエコ
 9.ヴィンチェンツォ・ジョバナルディ
10.デイヴィス・リンドホルム

16tn目、マルケーナスが2番手ラスムッセンに追いつき、
ついにオーバーテイク。ここでマーキュリーの1-2体制が出来上がり
レースは終盤に突入。19~21tnの間で各チーム最後のタイヤ交換を敢行。
19tn目にピットインのバトラーは一時3番手までポジションを下げるも、
21tn目にマルケーナスとラムダがピットインし、再びトップに返り咲く。

ここからソフトでラストスパートをかけたバトラーが、
一気に後続との差を拡げにかかる。トップはバトラー、2番手はマルケーナス、
そして3番手にはファーシマスがつける。ペナルティによる
出場停止あけ復帰戦で、表彰台圏内を走行するファーシマスは
ここから最終tn前まで後続のマシンを抑え込み続ける。
また、ラスムッセンが22tn目にラムダをかわし、
ラムダは5番手まで後退してしまう。
6番手にはペースの上がらないセプター、ポジションキープの作戦へと切り替える。
さらに14番手スタートのリンドホルムが8位まで浮上、
またもノルディック勢は二人とも入賞圏内に食い込んできた。

バトラーのラストスパートに、マルケーナスは差を拡げられつつも
後続をしっかりとおさえこみマーキュリーの1-2体制を盤石なものにする。
後方ではファーシマスがラスムッセンを抑え込む展開が続く。
ラムダとセプターはポジションキープ。前戦の覇者ファングは、
ペースが上がらず今回は9番手に甘んじた。

終盤に入ってもペースの落ちなかったバトラーが、今季2勝目。
2位にマルケーナスが入り、マーキュリーは1-2フィニッシュを飾った。
また、最終ターンでラスムッセンがファーシマスをかわし3位フィニッシュ。
ファーシマスは惜しくも表彰台登壇ならなかったが、復帰戦で4位入賞。
新鋭らしからぬ速さとアグレッシブさを見せた。
以下5位ラムダ、6位セプターと入賞。
バトラーはポール・トゥ・ウィン、で今季2勝目。
そして今季7戦目にして初めて、複数回優勝者が誕生した。

これによりバトラーが91ポイントでランキングトップに躍り出る。
2位マイネはノーポイント、そして3位セプターが6位のため、
ランキング4位以降とトップ3との差がぐっと詰まってきた。
2位マイネが71ポイント、3位セプターは70ポイントに対し、
4位のリンドホルムが69ポイント、5位ラスムッセンが65ポイントと
上位は混戦模様を呈している。

チームランキングはノルディックが変わらずトップ。
しかし今回の1-2フィニッシュでマーキュリーが2位に浮上。
ノルディック134ポイントに対しマーキュリーが131ポイントと、
その差わずか3ポイント差まで迫り、選手権はドライバー、チーム
いずれもますます混戦模様を深める展開となってきた。

最終リザルト↓↓↓

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優勝:アレックス・バトラー(マーキュリー)

ラップチャート↓↓↓

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ドライバーズランキング↓↓↓

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チーム・マニュファクチャラーランキング↓↓↓

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次回第8戦は、真夏の南フランス、プロヴァンス地方にある
スーパーハイスピードトラック、ポールリカールで行われるフランスGP。
全長1.8kmのミストラルストレートで繰り広げられる
スーパーハイスピードバトルをお楽しみに!!!