☆ぽんつかのあたまんなか☆

◆ぽんつかの妄想から生まれた架空のレースカテゴリ  ・現代のF1に限界を感じたぽんつかが、F1でもない、インディでもない   フォーミュラeでもない架空のカテゴリを構想☆  ・独自開発による『すごろく式PC上ボードゲーム』としてレースを展開☆  ・それをただただ何シーズンもプレイしてセカイを構築してゆくだけの   旧究極の一人遊び☆  そのプレイ記事、レース経過・結果、シーズン総括などを載せてゆく。  それだけ!!(byケロちゃん)

Formula NeXXtream 2ndシーズン・5

『Formula NeXXtream 2nd』

□第5戦 メキシコ エルマノス・ロドリゲスサーキット

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 1周:4.30km
 特性:「中速」「常設」
 ターン数:25(69周)

前回の第4戦ブラジルでは、昨季同様マーキュリーのバトラーが
シーズン初優勝をあげ、4戦で4人のウィナーが誕生と今季も混戦模様の
NeXX。第5戦の舞台は中米メキシコだ。昨季はブラジルのあと南米大陸
を南下しアルゼンチンへと転戦したNeXXだが、今季は北上し中米は
メキシコへとやってきた。舞台となるのはメキシコの首都メキシコシティ
ある、エルマノス・ロドリゲスサーキットだ。1962年開設のオールド
コースは、近年ヘルマン・ティルケによる改修を受け、近代的な中速
テクニカルトラックへと生まれ変わっている。基本的には従来のレイアウト
に沿っての改修となっているが、路面の舗装を全面的にやり直し、最終区間
にはもともとあった野球場の観客席をそのまま利用したスタジアムセクション
が新設された。全長1km以上のホームストレートのある前半区間では、
コース最速を記録するハイスピードセクションだが、後半はS字をメイン
とするテクニカルセクションで、コース終盤のスタジアムセクションは
観客席の真ん中をマシンが低速で旋回する、このコース一番のビューポイント
だ。全18戦のトラックの中でも、最もライブ感のあるセクションだろう。
また標高約2300m地点にあるこのサーキットは、空気が薄くダウン
フォース量も少ないため、特異なセッティングが必要な難所となっている。
今季からカレンダーに新たに加わった難所で、どのような戦いが見られるか?

<予選>
予選結果は以下の通り↓↓↓

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セッション別リザルト↓↓↓

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予選落ち↓↓↓

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PP:ニコ・ラムダ(ピットブル)
PPはなんと3戦連続でピットブルのラムダが獲得。過去2戦連続で
ミッショントラブルのためPPスタートながらリタイヤを喫したラムダ、
今回こそ予選結果を決勝レースにつなげたい。そしてフロントロー2番手には
開幕戦6位以降入賞のないラ・ポルタ、ここで上位入賞を果たし波に乗りたい
ところだ。2列目にはノルディックの2台、3番手ハイデンフェルド、
4番手にはラスムッセンがつける。ここまで波に乗り切れないノルディック勢、
是が非でも優勝が欲しいところだ。3列目5番手にはドバイの覇者セプター、
6番手には開幕戦ウィナーのロッソが続く。7番手にはここまで2度の
2位表彰台のファング、ファングもそろそろシーズン初優勝がほしいところ。
一方でマルケーナスが18番手、ランキングトップのバトラーは20番手と
マーキュリー勢は一休みか。そして今回の予選落ち4名はバーンズ、
リンドホルム、ティルクム、マイネの4名。マイネとバーンズ、そして
リンドホルムの3名は早くも今季2度目の予選落ちだ。中でもマイネは今回
ミッショントラブルでまともにアタックができず。過去2戦ラムダに
同様のトラブルが発生しているように、ミッションのトラブルは現状チーム
が抱える重大なトラブル。マイネは決勝すら走れずレースを終えた。
開幕から3連続入賞で好調かと思われたバーンズは、2戦連続の予選落ち。
改めてNeXXの予選のシビアさが浮き彫りとなった。


<決勝レース>
予選から終始うす曇りの中行われたメキシコGP。決勝も天候はくもり、
標高2000mを超える高地のため、比較的冷涼なメキシコシティだが
この日も気温、路面温度とも高くなく。出走26台のうち6割以上が
ソフトをチョイス。そしてソフト勢はポルボローネ一人を除いて全員が
新品タイヤをチョイスした。

<タイヤチョイス>
◆HARD
<ヴァシュロン>  <ヨコスカ>
デ・ランジェリス  カジワラ
ゲラ        宋
ラスムッセン 
フィリオ 
リヴィエール 
グーデリアン
タンデイ 

◆SOFT
<ヴァシュロン>  <ヨコスカ>
ラムダ       日向
バトラー      チャップマン
マルケーナス    カブロン
バロン       ヴィックス
ポルボローネ   ファング
シエナ       セプター
ファーシマス    
ハイデンフェルド
ラ・ポルタ
ロッソ
カレッジ

=ユーズドタイヤ


上位勢では4番手ラスムッセン以外は皆ソフトをチョイス。一方
ラスムッセンは後半の追い込みを企図し、ユーズドのハードでスタート。
後方に沈んだポイントリーダーのバトラーは、大方の上位陣同様の
ソフトスタート。序盤から1つでも上を目指してゆく構えだ。

スタートはフロントロー、2番手のラ・ポルタが決める。
PPのラムダに並びかけ、長い直線終わりのターン1にトップで侵入する。
後ろではさらに3番手ハイデンフェルドがラムダに並びかける。
ハイデンフェルドもラムダの前に出、ラムダは3番手に後退してしまう。
序盤からラ・ポルタが先頭を行く展開も、うしろのハイデンフェルドの方が
ペースが良い。3ターン目にはハイデンフェルドがラ・ポルタの前に出て、
NeXX参戦5戦目で早くもラップリードを記録。
レースはここから、ハイデンフェルドが引っ張る展開となってゆく。

出だしは良かったラ・ポルタだが、3ターン目にはラムダにもかわされ
3番手に後退。やはり直線の長い高速セクションでは、シグマテック勢の方に
分があるようだ。後方ではカレッジとヴィックスの10番手争いが激化。
互いにゆずらない接近戦が展開される。
そんななか14番手をゆくチャップマンが派手にスピンオフ。
しかし驚異的なマシンコントロールでレース復帰、日向に前を行かれるが
ポジションロスト1でそのままレースを続行する。

先頭集団、ラ・ポルタもやられているばかりではない。
5ターン目にはハイデンフェルドとラムダの直線での攻防についてゆく
ラ・ポルタが、ターン1でラムダから2番手を奪い返す。
後ろでは4番手争い、セプターがラスムッセンをかわして4番手浮上。
さらに接近していたロッソまでもがラスムッセンを追い落とし、
ラスムッセンは6番手まで後退。チームメイトとは対照的にどんどんと
ポジションを下げてしまう。上位陣で唯一ハードタイヤを選んでスタート
したラスムッセン、序盤は苦戦を強いられる。

後方ではプルトンのヴィックスが、サントス・フィリオをかわして
9番手浮上。今季も苦戦の続くプルトンに、ポイントを持ち帰れるか?
そして後方20番手スタートのバトラーはチャップマンに抑え込まれ、
チャップマンの後ろ15番手にいた。

★5ターン終了時のトップ5
 1.ミック・ハイデンフェルド
 2.アイウトン・フィリップス・ラ・ポルタ
 3.ニコ・ラムダ
 4.ジョリー・セプター
 5.アレンザンダー・ロッソ
 6.ケリー・ラスムッセン
 7.デイヴィス・ファング
 8.アレオ・ファーシマス
 9.トゥーリ・ヴィックス
10.フェリオ・デ・ランジェリス

中段争いは接近戦、ヴィックスをかわした日向が10番手に浮上。
久しぶりのポイント獲得を狙う。その後ろでは13番手争いのカレッジと
マルケーナスがやりあうも、マルケーナスはカレッジに手を焼く。
その間に後ろにバトラーが接近すると、マルケーナスはバトラーに
前を譲る。バトラーのポイント圏内浮上をアシストするオーダーだ。

前方ではロッソとセプターの4番手争い。しかし激しいバトルは接触
引き起こす。双方マシンに大きなダメージはなくセプターは4番手をキープ
するも、ロッソは大きくコースアウトしてしまい、9番手まで順位を下げた。
そしてヴァシュロンのソフト勢はこのあたりから、タイヤ交換でのピット
ストップが出始める。ファーシマス、カレッジといった比較的タイヤに
キツイ面々が入り始める。

8ターン目にはトップ3ハイデンフェルド、ラムダ、ラ・ポルタが
ピットイン。ハイデンフェルドがユーズドハードにつないだのに対し、
後ろのラムダ、ラ・ポルタは2セット目のソフトにつなぐ。2スティント目
に勝負をかける作戦に出た。ピットインでトップ3の順位は変わらず。

ハイデンフェルドのペースは、ハードにスイッチしても変わらず。
対する2、3番手勢はハイデンフェルドを捉えるほどペースが上がらず。
後方ではセプター、デ・ランジェリス、日向といったヨコスカ勢が
ピットインし、ユーズドハードにスイッチ。ヨコスカ勢はソフト2セットを
長めに使えるため、2スティント目にユーズドハードを持ってきて
短くつなぐ作戦に出た。
後方ではポルボローネとタンデイの接触事故発生。ポルボローネはなんとか
レースに復帰したが、タンデイはマシンのダメージが大きくその場で
マシンを降り、リタイヤを喫した。さらにタンデイには事故の原因を作った
として、次戦から2戦出場停止のペナルティが科せられた。

トップ3は依然ポジション変わらず。ソフトで追うラムダ、ラ・ポルタの
2人に対し、ユーズドハードのハイデンフェルドはソフト勢と変わらない
ペースでトップを快走。後方ではチャップマンがペースをあげ、日向を
かわして10番手に浮上。同僚のデ・ランジェリスが5番手につけており
2台でポイント圏内を走行、ここまで唯一ノーポイントのアブラモビッチ
だったが、ようやく初ポイントが見えてきたか。

ハイデンフェルドが快調にトップを行く展開だが、後方は激しいバトル。
6番手ファングが前を行くデ・ランジェリスにしかけるも、デ・ランジェリス
が巧みにブロック。逆にファングの一瞬のスキをつき、ヴィックスが前へ。
ヴィックス7番手浮上。さらにその後ろではチャップマンが猛然とペース
アップ。ファングを追い落として8番手まで浮上する。
逆にファングはペースが上がらず、ポイント圏内目前まで浮上していた
バトラーの前をふさぐかっこうになる。

後方ではまた接触事故発生。リヴィエールとカレッジが、バトルで接触
しかし双方軽傷のためレース続行。レースはスタートから15ターンを経過
してもセーフティカーが出ない、珍しい展開で進む。

そして上位勢は2スティント目をソフトでつないだラムダ、ラ・ポルタが
先にピットイン。結局追いかける面々はソフトでもトップを捕まえられず
ユーズドハードへ交換する。レースはここからハイデンフェルドの一人旅の
様相を呈してくる。

★15ターン終了時のトップ10
 1.ミック・ハイデンフェルド
 2.ニコ・ラムダ
 3.アイウトン・フィリップス・ラ・ポルタ
 4.ケリー・ラスムッセン
 5.トゥーリ・ヴィックス
 6.アレンザンダー・ロッソ
 7.フェリオ・デ・ランジェリス
 8.ジョンブル・チャップマン
 9.アレックス・バトラー
10.デイヴィス・ファング

16ターンを迎えたところで信じられない光景が。
2位をゆくラムダのマシンが後方から大きく白煙を吹いてスローダウン。
なんと3戦連続でミッションがブローアップしリタイヤとなった。
コース脇にマシンをとめたラムダは、しばらくマシン後方をのぞき込み
憤懣やるかたないといった様子でピットガレージへと戻った。
ラムダは3戦連続でPPを獲得しながら、3戦連続ミッションブローで
リタイヤ。またもレース途中で姿を消してしまった。

そんななか、4番手でペースアップしていたラスムッセンが、前をゆく
ラ・ポルタをオーバーテイク。ラムダがリタイヤしたため2番手浮上となり
この瞬間ノルディックは、今季初の1-2体制での走行となる。

ハイデンフェルドと後方とのマージンは9、盤石だ。
一方20番手スタートのバトラーは、しぶとく9番手まで浮上していた。
しかし、ファーシマスに抜き返され10番手後退、さらにペースを上げて
追いついてきた同僚のマルケーナスが、バトラーの一瞬のミスを突き
10番手浮上。バトラーはポイント圏外に後退する。

19ターン目にはトップのハイデンフェルド含め、2スティント目を
ハードでつないだ面々が最後のピットイン。各車最後のスティントはソフト
につないでコースへと出てゆく。各車がほぼピットストップを終えても
ノルディックの1-2体制は崩れず。チームとしてはラスムッセン
勝たせたいところだが、ハイデンフェルドとのマージンがありすぎる。
チームとしての王座獲得が第一目標のノルディックとしては、最悪どちらが
優勝でも1-2フィニッシュであれば問題はなかった。そして1ターン
遅れて20ターン目に、2番手のラスムッセンが最後のピットイン。
しかしなんとここで、ラスムッセンのピット作業でトラブル発生!!
右フロントのナットが外れずに大きく時間をロス。ラスムッセン
最後の最後で6番手に転落してしまう。
ラスムッセンは作業中、ステアリングを両手で叩いて悔しがる。

トップのハイデンフェルドは独走でクルージング体勢。あとに続くラ・ポルタ
ロッソもポジションキープで無理はしない。そして続く4、5番手には
デ・ランジェリス、チャップマンのアブラモビッチ勢。アブラモビッチ
ようやく初入賞が現実のものとなってきた。

結局レースはハイデンフェルドが独走で優勝。NeXX参戦5戦目にして
初優勝を飾った。2位は開幕からやや苦戦の続いたSLOのラ・ポルタ、
そして開幕戦の覇者ロッソが3位表彰台をゲット。序盤の接触がなければ
と思わせる展開だった。そして4位、5位にはアブラモビッチ
デ・ランジェリスとチャップマンがW入賞。実力派コンビといわれながら
ここまでノーポイントに終わっていた面々がようやく初入賞を果たした。
6位にはプルトンのヴィックスが入り、エースカブロンを上回るポイントを
獲得。一方で最後のピットストップで大きく順位をロスしたラスムッセン
最終的に7番手フィニッシュ。ノルディックの1-2フィニッシュは
夢と消えた。8位にはマルケーナス、バトラーは9位入賞。それぞれ
18番手、20番手と後方スタートのマーキュリー勢は、しぶとくW入賞を
果たした。また10位にはロムニ・ダキアのファーシマスが入り、ようやく
今季初入賞を果たした。
開幕から5戦で初めて、セーフティカーが1度も出動しなかったこのレースで
見事独走での優勝を飾ったハイデンフェルド。今後はもしかすると、
ハイデンフェルドも選手権争いに絡んでくる存在になるかもしれない。

一方で3戦連続PPスタートながら、3戦連続同じトラブルでリタイヤと
なったラムダは失意のレースとなった。

ドライバーズポイントではバトラーが72ポイントでトップをキープ。
このレースで3位入賞したロッソが58ポイント、14ポイント差で
2位に続く。3位にはかろうじて41ポイントでラスムッセンがつけるが
バトラーとの差は詰まらない。4位以下ファング、ラムダ、バーンズも
ノーポイントでバトラーを脅かすには至らず。一方今回初優勝を飾った
ハイデンフェルドが31ポイントでランキング7位に浮上してきた。

また、チームランキングはマーキュリーが86ポイントでトップにいる
ものの、ハイデンフェルドの初優勝で72ポイントとしたノルディックが
2位に浮上。かたや今回ノーポイントに終わったピットブルは
アントネッティにも抜かれ4位に後退。チームランキングは1位から6位
が46ポイント差におさまっており、1レースの結果で容易に順位が
入れ替わる状態だ。

ドライバーランキングは抜群の安定感と強さを誇るバトラーがトップを
キープしているが、その他の実力者連中はまだ本領を発揮できていない状態。
シーズンはまだ5戦を消化したところ、中盤戦以降の戦績如何ではまだまだ
どうとでもなる展開だ。はたして今季はこのままバトラーがトップを
ゆくのか、それとも実力者たちの逆襲が始まるのか? 
今後の展開に注目だ。


最終リザルト↓↓↓

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Winner:ミック・ハイデンフェルド(ノルディック)

ラップチャート↓↓↓

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ドライバーズランキング↓↓↓

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チーム・マニュファクチャラーランキング↓↓↓

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選手権は次戦第6戦からヨーロッパラウンドに突入!
第6戦は伝統のオールドコース、ブランズハッチで行われるイギリスGPだ。
F1をはじめとする様々なレースで、様々なドラマの舞台となってきた
イギリスを代表するクラシカルトラックでのハイスピードバトル!
お楽しみに!!!