☆ぽんつかのあたまんなか☆

◆ぽんつかの妄想から生まれた架空のレースカテゴリ  ・現代のF1に限界を感じたぽんつかが、F1でもない、インディでもない   フォーミュラeでもない架空のカテゴリを構想☆  ・独自開発による『すごろく式PC上ボードゲーム』としてレースを展開☆  ・それをただただ何シーズンもプレイしてセカイを構築してゆくだけの   旧究極の一人遊び☆  そのプレイ記事、レース経過・結果、シーズン総括などを載せてゆく。  それだけ!!(byケロちゃん)

Formula NeXXtream 2stシーズン・4

『Formula NeXXtream 2nd』
□第4戦 ブラジル サンパウロ市街地サーキット

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 1周:4.08km
 特性:「高速」「市街地」
 ターン数:27(74周)

開幕戦はA.ロッソ、第2戦はN.ラムダ、そして第3戦はJ.セプターと
今季も開幕から3戦で3人のウィナーが誕生し、混戦模様の選手権となっている
NeXX。オーストラリアから東南アジア、中東を経由した選手権はここから
中南米ラウンドへ突入してゆく。第4戦の舞台は南米ブラジル。
伝説のF1王者アイルトン・セナの生まれたサンタナ地区に施設される
ストリートサーキットが舞台だ。3本のミドルストレートが主体の、ストップアンド
ゴーの高速トラックは、ホームストレートがアスファルトではなくコンクリート
舗装路面で、非常にミューが低く滑りやすいうえこの時期は雨の心配もある。
また、ピットレーンがホームストレート上ではなく、ホームストレートの先の
ターン4とターン5の間のミドルストレート沿いに敷設されるという特徴的なつくり
のトラックだ。昨季は、年間王者を獲得したA.バトラーがこのGPで初優勝。
初代王座獲得へはずみをつけたレースとなったが、今季はどうか?
今季もここまでバトラーは未勝利、しかし開幕からきっちりと3戦連続で上位入賞を
はたしているバトラーは、シーズン未勝利もランキングトップだ。
今季もここを制するような展開になれば、2年連続の王座獲得も視野に入ってくる。
開幕戦覇者のロッソが2ポイント差で追っているが、はたしてどんな展開になるか?
初代王者が頭一つ抜け出すか、はたまた追いかけるライバル勢が肉薄するか。


<予選>
予選結果は以下の通り↓↓↓

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セッション別リザルト↓↓↓

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予選落ち(DNQ)↓↓↓

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PP:ニコ・ラムダ(ピットブル)
第3戦に続きPPはピットブルのラムダが獲得。PQ、Q3はともにハードタイヤ
でアタック、ラスト2セッションにソフトを温存する余裕の展開でQ2、Q3とも
トップタイム。堂々の連続PP獲得だ。フロントローにはF1時代からのラムダの
ライバル、ファングがつける。ポイントリーダーのバトラーが3番手、そして
ラムダのチームメイトマイネが4番手とピットブル勢が好調。
そして、これまでの3戦では予選から苦戦していた新規参戦チーム、マルドゥークの
一角リヴィエールがサードロー6番手を獲得。新規参戦3チームの中でいまだ
ノーポイントだったマルドゥークに、初ポイントを持ち帰ることができるか?
4列目にはトライアンフの日向と、前回初ポイント獲得のリナルディのシエナ
9番手には新鋭ティルクムと、クラークソンが初めて2台揃ってトップ10入りを
はたした。一方で開幕戦の覇者ロッソは18番手、そして前戦第3戦の覇者
セプターは24番手と苦戦。そして開幕から好調を維持し、連続入賞を続けていた
バーンズがなんと、今季初の予選落ちを喫した。今回の予選落ち4台はバーンズ、
デ・ランジェリス、ヴィックス、宋昇龍の4名。F1王者バーンズや開幕戦2位表彰台
の実力者宋をもってしても、通過することが容易ではないNeXXの予選。
これまでの4戦の予選結果は、参戦する誰にでも予選落ちの可能性があるという
NeXXの予選のシビアさを、あらためて示す形となった。
また、2度のクラッシュの原因を作ったとして第4戦出場停止の裁定を下されていた
ノルディックのハイデンフェルドだったが、ノルディックチームの正式な抗議を受け
FNOは協議の結果、ハイデンフェルド個人に対する制裁金のみのペナルティに
とどめ出場停止を撤回した。ノルディック側はこの一連の騒動に対して、FNOに
あらためて抗議、そしてペナルティ決定から撤回までの経緯についての調査を
要求しており、今後の展開が注目される。


<決勝レース>

昨季は小雨の降る中でスタートとなったが、今季は予選はくもり、決勝は晴れと
終始ドライコンディションで行われた。予選方式が刷新されてから3戦を戦って
予選の戦い方を熟知してきた各チーム。ラムダ、バトラー、ファングの3台以外は
全台がPQをソフトで戦った。路面のミューが低く、コンクリート舗装箇所もあり
タイヤへの負担が大きいサンパウロ市街地、各車のタイヤ戦略に注目が集まった。

<タイヤチョイス>
◆HARD
<ヴァシュロン>  <ヨコスカ>(太字
マイネ      日向 
バトラー      カジワラ
マルケーナス    ティルクム 
ポルボローネ    バロン 
シエナ 
ゲラ 
ラスムッセン 
フィリオ
リンドホルム 
グーデリアン
タンデイ
カレッジ 

◆SOFT
<ヴァシュロン>  <ヨコスカ>
ラムダ        チャップマン     
ファーシマス    カブロン
ハイデンフェルド  ファング  
ラ・ポルタ     セプター
ロッソ
リヴィエール

=ユーズドタイヤ

出走全台のうち6割強がハードをチョイス。かたやPP獲得のラムダ、2番手の
ファングはスタートダッシュを狙ってソフトをチョイス。先行逃げ切り作戦だ。
一方でバトラーはハードを選択。得意の後半の追い込みにかける。ヨコスカ勢は状況に
よってソフトを2セット使える可能性があるが、一方のヴァシュロン勢はハードの
2セット使用は避けられずタイヤ戦略が重要なレースとなる。

スタートでは大きな混乱はなし。フロントロー2台の出足があまりよくなかった
ものの、3番手バトラーの飛び込みをファングが1コーナーで封じ2番手堅持。
中団ではそのあおりを食ってシエナがもたつき、ティルクム、ラスムッセンが前へ。
さらにフィリオにも先行をゆるし、シエナはシングルグリッド8番手スタートを
フイにする。前方から中団では混乱なしも、後方でアクシデント発生。
23番手よりうしろの3台、バロン、タンデイ、セプターが多重接触
レ―スはのっけからセーフティカーが出動する展開となる。

ピットオープンとなった3ターン目にはバロン、タンデイ、セプターの3台が
揃ってピットイン。それぞれマシンに重篤なダメージを抱えており、ここで
リタイヤとなった。またトライアンフのカジワラもピットインしマシンを停めた。
ブレーキディスクの破損でカジワラも早々にリタイヤとなった。

4ターン目のリスタートでは、ラムダが素晴らしいリスタートを決め
頭一つ出た状態で1コーナーへ。しかしファングもぴったり1秒差以内につけ
離されない。3番手以下バトラー、マイネはやや間をあけられる。そしてその後ろ
5番手争いで順位変動。6番手のリヴィエールがゲラを出し抜いて5番手浮上。
今季いまだノーポイントのチームへ、初ポイントを持ち帰れるか?
その直後信じられない光景が・・・ トップを行くラムダのマシン後方から
白煙があがる。ラムダはゆるゆるとスローダウンし、コースサイドにマシンを停めた。
前回同様ミッションがブローアップしてしまったのだ。
マシンをおりたラムダはステアリングを投げつけ、お手上げだと言わんばかりの
ジェスチャーを見せた。ラムダは2戦連続ポールシッターとなりながら、
2戦連続ミッショントラブルで姿を消した。

ラムダのマシンがコース上にストップしたため、早くも2度目の
セーフティカーが出動する。

★5ターン終了時のトップ5
 1.デイヴィス・ファング
 2.アレックス・バトラー
 3.ルドルフ・マイネ
 4.ビル・リヴィエール
 5.日向 俊郎
 6.ゾルタン・ゲラ
 7.アリエル・ティルクム
 8.ケリー・ラスムッセン
 9.アンドレアス・サントス・フィリオ
10.スティラノ・シエナ

再びリスタートの7ターン目、トップのファングがダッシュを決め2番手の
バトラーとの差をやや広げる。3番手争いも熾烈。4番手リヴィエールがマイネに
並びかけるも、マイネが行かせない。ストレートスピードはアシュトンバーキン
分があるようだ。さらにその後ろから日向がしかけてくるも、ビルにブロックされ
逆に後ろのゲラの進出をゆるしてしまう。
レースはファングが引っ張り、少し後ろからバトラー、やや離れてマイネ、
リヴィエールなどの3番手集団と続く。

マイネも意地を見せ、9ターン目にファステストラップを記録。前をゆくバトラーを
かわして2番手に浮上する。そしてここでリヴィエールが全車の口火を切って
ピットイン。ソフトからユーズドハードに履き替えたビルは8番手で復帰する。
さらには10ターン目、先頭のファングがピットイン。ソフトからユーズドハードに
換装しマイネ、バトラーに続く3番手でコースに戻る。
2度のセーフティカー出動でタイヤを延命させたソフト勢が、このあたりで
一斉にピットインしてくる。

11ターン目にはバトラーがマイネをかわしてトップに。ユーズドハードで
スタートしたマイネのタイヤはすでに限界に達していた。タイヤ交換で3番手に
後退したファングも、徐々にマイネとの差を詰めてくる。後ろでは4番手のゲラ、
8番手ラスムッセン、さらにはカブロン、シエナといったポイント圏ギリギリにいる
面々もピットイン。順位の錯綜が始まる。
12ターン目には日向がピットイン。13ターン目にはフィリオ、ティルクム。
そして14ターン目には1セット目のハードを引っ張ったバトラーが、ついに最初の
ピットイン。ソフトへと交換し2番手でコース復帰してゆく。
タイヤが限界のマイネもここでピットイン。マイネは5番手まで落ちてしまう。

★15ターン終了時のトップ10
 1.デイヴィス・ファング
 2.アレックス・バトラー
 3.ビル・リヴィエール
 4.ルドルフ・マイネ
 5.ゾルタン・ゲラ
 6.アンドレアス・サントス・フィリオ
 7.ケリー・ラスムッセン
 8.日向 俊郎
 9.ミック・ハイデンフェルド
10.アリエル・ティルクム

16ターン目、快調に飛ばしていたファングに異変。突然ラップタイムがガクッと
落ちた。ファングのマシンのミッションが誤作動を起こし、一瞬ギアがスタックして
しまったのだ。その後はレースペースを取り戻すが、ファングはレース終了まで
たびたびミッションのマイナートラブルに苦しめられながらのドライブを強いられる。
後ろの3~5番手争いではマイネ、リヴィエール、フィリオ、そしてラスムッセン
といった面々が激戦を繰り広げ、度々順位が変動していた。
17ターン目にリヴィエールが2度目のピットイン。最後のスティントはハードを
選択したリヴィエールは8番手まで後退。表彰台圏内まで戻れるか?

ファングとバトラーのトップ争いは一進一退。ハードではなかなかペースを
上げられないファングだが、バトラーのユーズドソフトもガケが来ており、思うように
ペースアップできない。そして20ターン目には、バトラーが先に動く。
最後のスティントはフレッシュソフトでの追い込みを期し、3番手でコース復帰する。
後方ではタイヤ交換で8番手まで後退したリヴィエールが、毎ラップファステストを
更新しながら驀進。バトラーの後ろ4番手まで浮上していた。

21ターン目にはファングが最後のピットイン。ソフトへ換装しラストスティントに
かけるが、クルーがやや作業に手間取る。2番手マイネも同タイミングでピットイン
しており、ファングはトップで復帰もバトラーがすぐ後ろまで迫っていた。
この時点でトップ3のファング、バトラー、リヴィエールの3台がマージン0で
集団を形成する形となる。そして22ターン目、ついにバトラーがファングをとらえ
トップに立つ。今季初優勝が見えてきた。

トップのバトラーは23ターン目、そして24ターン目にスーパーラップをマークし
ファングとの差を開いてゆく。ファングは中盤に負ったミッショントラブルの影響も
あり、バトラーを追うことができない。それでも3番手をゆくリヴィエールには
差を縮めさせず2番手をキープ。リヴィエールも後ろのマイネとはやや差があり
トップ3は盤石の状態となる。しかし5番手以降は相変わらず、接近した集団での
バトル。フィリオ、ラスムッセン、ゲラ、ティルクムが続く。

レースは終盤トップに立ったバトラーが優勝。昨季同様ここブラジルでシーズン
初優勝を飾った。トラブルに泣いたファングも速さを見せ2番手、そして3位表彰台
にはリヴィエールが入り、ようやくチームに初ポイントをもたらすと共に、初入賞が
表彰台という偉業をやってのけた。4番手にはマイネ、5番手にはフィリオが入り
ラスムッセンが6番手。7番手には苦戦するロムニ・ダキアのゲラがなんとか入賞。
そして8~10番手ティルクム、グーデリアン、リンドホルムの3名が今季初入賞。
特にティルクム、グーデリアンは各々チームメイトとのW入賞、そしてリンドホルムは
ファイナルターンでハイデンフェルドを追い落としての10位入賞となった。
これでバトラーは4戦連続入賞、70ポイントとしランキングを大きくリードする。
チームランキングでは昨季同様マーキュリーとピットブルが上位につけているが
ノルディックに昨季ほどの勢いを感じないのが気がかりだ。

いずれにしてもシーズンは全18戦中4戦を消化したのみ。
今後の展開はどうとでも転んでゆく。最終戦の最後の最後まで目が離せないのが
NeXXだ。今後の展開も注目してゆこう。

最終リザルト↓↓↓

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Winner:アレックス・バトラー(マーキュリー)

ラップチャート↓↓↓

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ドライバーズランキング↓↓↓

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チーム・マニュファクチャラーランキング↓↓↓

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次戦第5戦は、F1やフォーミュラEでもおなじみのエルマノス・ロドリゲス
サーキットで開催されるメキシコGPだ。メキシコのモータースポーツ人気は高く
既設の野球場のスタンドをそのまま使用した最終ターン手前のスタジアム
セクションでは、大観衆のオベーションが待ち受ける。
ブラジル以上の熱狂必至のメキシコGP、どうぞお楽しみに!!