☆ぽんつかのあたまんなか☆

◆ぽんつかの妄想から生まれた架空のレースカテゴリ  ・現代のF1に限界を感じたぽんつかが、F1でもない、インディでもない   フォーミュラeでもない架空のカテゴリを構想☆  ・独自開発による『すごろく式PC上ボードゲーム』としてレースを展開☆  ・それをただただ何シーズンもプレイしてセカイを構築してゆくだけの   旧究極の一人遊び☆  そのプレイ記事、レース経過・結果、シーズン総括などを載せてゆく。  それだけ!!(byケロちゃん)

ぽんつかの「一人遊び」のセカイ・9

 

<タイヤの運用ルール・天候について>

◆タイヤの運用ルール
現在参戦しているのは、
日本の「ヨコスカ」とフランスの「ヴァシュロン」の2メーカー。
それぞれレースごとにドライタイヤ2種、ウェットタイヤ2種を用意しています。
タイヤにはそれぞれメーカーごとに特色があり、ざっくり言うと、

ヨコスカ   → グリップ力でやや劣るが、耐久性は良くライフが長い。
ヴァシュロン → グリップ力は良いが、ライフが短くグリップの落ち幅が大きい。

となります。
一長一短ですが、欧米系のチームはやはり
ヴァシュロンを使う傾向にあり、アジア系はヨコスカです。
まあ一部当てはまらないチームもありますけど。。。

◇ドライタイヤ
ドライタイヤは2種類です。
レーシングタイヤ、ここでは一般的なスリックタイヤの設定です。
ご存じのとおりスリックタイヤは、表面のゴムが溶けることで路面に粘着し、
グリップを生むわけで、コンパウンドの種類は2つです↓↓↓

HARD(ハード)・・・固めのコンパウンド。ライフは長いがグリップ力は低い
SOFT(ソフト)・・・柔らかめのもので、グリップが良い代わりにライフが短い

f:id:pontsuka0729:20200903134826p:plain

 

と、こうなるわけです。
90年代前半のF1では「予選用タイヤ(Qタイヤ)」なるものが
ありましたが、このゲームには存在しません。
で、タイヤの運用にもルールがあります。それがこちら↓↓↓

<運用ルール>
・予選ではHARD、SOFTどちらのタイヤを使ってもよい
・予選で使用したタイヤは、決勝でも使わなければならない
・レースでは最低2セットのタイヤを使用しなければならない
 (つまり必ず1回はピットストップが必要)
・決勝で使用するタイヤのコンパウンドに制限は設けない
 (必ずHARDとSOFT両方を使わなければならないわけではない)

<タイヤ性能>
・各メーカーのコンパウンドごとのグリップ、ライフは表に準ずる
・表のカッコ内の数字について
  「グリップ」のカッコ内数値・・・「ガケ」到来後のグリップ値
  「ライフ」のカッコ内数値 ・・・「ガケ」の訪れるタイミング(ターン数)
・タイヤはライフの最大値を超えて3ターンが経過した時点でバーストする
・ライフの最大値を超えて3ターン以内は、グリップ0で走行が可能
・予選で使用したタイヤは、新品タイヤよりライフが2短くなる
・セーフティカー出動時に装着していたタイヤは、ライフが1伸びる

という感じです。
前にもちらっと説明しましたが、
グリップ値は走行判定値に含まれるので、レースを戦う上で重要な値です。
ヴァシュロンタイヤの場合、SOFTの新品はグリップ値が5なので
有利なように見えますが、最大グリップ値は5ターンしか保ちません。
さらに「ガケ」が訪れると、突然2まで下がります。
ヨコスカタイヤの場合は、SOFTの新品グリップ値は3ですが、
7ターン目に訪れる「ガケ」で2に下がります。
さて、もしあなたが(誰?)チームを運営するなら、この特性を考慮したうえで
どちらのメーカーと契約するでしょうか?

性能ではヴァシュロンが勝っているのですが、
ターン数が22、23と短いレースでは、すこし無理をすれば
ヨコスカ勢は3セットをSOFTでつなぐことが可能です。
ヴァシュロン勢は、どんなにターン数の少ないレースでも
必ずHARDを1セット使わざるを得ません。SOFTのみでつなぐことは
1stシーズン18レース戦いましたが、不可能でした。
しかし、各メーカーの勝利数はヴァシュロン11勝、ヨコスカ7勝です。
さて、どうしますか???


◇ウェットタイヤ
ウェットタイヤも2種類があります。それが↓↓↓

インターミディエイト・・・路面がハーフウェットの状態で使用
ウェット      ・・・路面が完全ウェットの状態で使用

実際のF1などのレースでもインターミデイとヘヴィーウェットで
この2種類を使い分けるのが一般的です。
で、タイヤ表のカッコ内の数字ですが、
ドライタイヤの場合は「ガケ」のくるタイミング、性能低下後のグリップ値でした。
しかしウェットの場合は、路面状態が回復した際のライフです。
ウェットを履いていて天候が「小雨」に回復した場合、
インターミディかドライタイヤに交換しなければ、ウェットタイヤは
3ターンでライフ終了を迎えます。コンパウンドは剥がれてボロボロになり
走行不可能となります。
レースを見ていて一番わかりやすいのは、ハーフウェット(半乾き)状態から
ドライへ変化するタイミングですね。ドライバーはインターミディで走りながら
乾いている路面には乗らず、濡れた個所を選んで走ります。
これはインターミディのライフを可能な限り保たそうとする行為です。

ライフ、グリップ表の下に、各天候への対応表があります。
天候は左から「豪雨」「雨」「小雨」「くもり」「晴れ」「猛暑」と6種類あります。
天候については後程別項で解説しますね。
ドライタイヤで見てみると、「豪雨」や「雨」の場合は「OUT」の表記です。
つまり、ドライタイヤでは雨は走れないということです。
即スピンしリタイヤです、当然ですねwww
逆にウェットタイヤの「晴れ」の蘭には「OUT」の表記があります。
ウェットタイヤで乾いた路面を走ると、たちまちタイヤはボロボロになります。
天候が晴れの場合は1ターンも走れません。
曇りの場合でも3ターンまでは走れますが、それでライフは終了です。
しかもインターミディはグリップ値が-1、ウェットは-3。
当然のことですが、乾いた路面でウェットをはくメリットは全くありません。
また「豪雨」状態でのインターミディも-3。本格的な雨には
インターミディでは太刀打ちできません。ウェットタイヤでもー1です。

ちなみにインターミディとウェットに関しては、
対応する天候状況で使用した場合、グリップ補正値はありません。0です。
また対応する天候状況で使用している限り、ライフはなくなりません。無限です。
「小雨」以上の雨でウェット、インターミディを使用する限り
ライフの概念はないということです。つまり↓↓↓

・全ターン「小雨」のレース    → インターミディエイト
・全ターン「雨」「豪雨」のレース → ウェット

この条件の場合、タイヤ交換の必要はなくなります。
このような運用ルールと性能を踏まえながら、レースを戦います。
ちなみに、「小雨」以上のコンディションで、トラブル判定表の1-○
つまりアクシデント系の目が出た場合、どの目が出ても一発リタイヤとなります。
雨の日は極力バトルをひかえつつも、上を狙わなければならないという
ジレンマと戦いながら走ることになります。


◆天候
天候はレースを戦う上で重要なファクターです。
しかもこのファクターは、レース中に刻一刻と変化します。
それに対応しながら各チームはレースを進めていくことになります。

◇初期判定

予選の天候・・・・・・スタート前に2Dで決定。各コースの天候表に準ずる
決勝の天候・・・・・・スタート前に2Dで決定。各コースの天候表に準ずる。

f:id:pontsuka0729:20200903134908p:plain


えーと、初期判定については予選も決勝も一緒です。
2Dを振り、出目で天候を決定します。しかし、
決勝の場合はこれでは終わりません。先ほど言った通り、天候は刻一刻と変化します。

◇決勝レースでの天候
何度も言いますがwww
決勝レースの天候は刻一刻と変化します。
それは、上記の天候表で判定するわけなんですが
レースは概ね22~28ターンで構成されており、
5ターン(これを1クールと呼ぶこととします)ごとに2Dを振り
その都度、この先5ターンの天候を判定します。
           
例えば開幕戦オーストラリア、サーファーズパラダイス
の天候表を見ながら説明しましょう。
左の濃い青から徐々にグレー、うすいオレンジへと変化するゲージがあります。
これは天候表です。左側に傾くほど悪天候になり、
右に行くにつれ天候は良くなります(基本的には)。
表の一番上には2~12までの数字が書いており、これがダイスの出目の
合計値ですね。たとえば2Dの合計が8だとすると、天候は「晴れ」になります。
1ゾロを振ってしまうと合計値は2、濃い青のゲージは「豪雨」です。
スタート時にまずこのように初期天候を決定し、
その後6ターン目、11ターン目、16ターン目という具合に、
次クール突入前に都度天候判定します。
サンパウロ、メキシコの12の欄の濃いオレンジは「猛暑」です。
「猛暑」については後程説明します。

◇天候変化の速度
刻一刻と変わるといっても、
1レースの間で猫の目のように天候が変わっていては現実的ではありません。
基本的に天候は、、、

・現状維持
・1つ回復する
・1つ悪化する

がベースです。
初期に設定した天候をもとに、クールごと行う判定は
その後天候がどちら側に振れるかを決めるものです。なので、
次クールの天候を決める際は、その前のクールを基準値にして、

2D2~4  → 1つ悪化する
2D5~7  → 現状維持
2D8~11 → 1つ回復

というルールで決定します。
さっきのオーストラリアの例で言うと8が「晴れ」なので

2D2~4  → 「くもり(7)」になる
2D5~7  → 「晴れ(8)」のまま
2D8~11 → 「晴れ(9)」になる

のいずれかです。
曇り側に振れた場合、その後ずっと低い目が出れば最終的に降雨になるし
現状維持、もしくは回復に働いた場合、その後小さい目が出ても
「晴れ(9)」から「晴れ(8)」に戻るだけ。
レースはドライのまま進むことになります。

これが「雨」や「豪雨」で始まった場合、
天候回復に合わせてタイヤを変えなければなりませんが、
「小雨」から次クールで「くもり」に触れても、さらに後のクールで
もう一度「小雨」に戻るかもしれません。
この天候の読みと対応は、レース展開に大きく影響します。


◇「猛暑」と「天候変化」
・「猛暑」
「猛暑」は一部のサーキットしか設定はありません。
サーキットの天候は、実際にNETで各々の開催時期の
開催地の天候の傾向を調べて設定してあります。そのため、
概ね各開催地とも、想定されうる気象条件の範囲内で再現されています。
その中でも(南半球の)夏の終わりのサンパウロや、
6~8月の夏真っ盛りのヨーロッパ、中央アジアなどは「猛暑」設定があります。
F1でも開幕戦のリオの猛暑は有名でしたし(F-NeXXはサンパウロだが)
夏のポールリカールも猛暑で有名でした。チェコルーマニアなど
欧州の内陸部も、真夏は相当暑い日があるようです。F1でいうと
ハンガリーですね。ほかはアゼルバイジャン、タイ、マカオなどwww

暑さは当然マシンにも影響を及ぼします。
最も大きく影響を受けるのは、タイヤです。そこで、
このゲームでの暑さの影響はこのようになっています↓↓↓

・「猛暑」ターン時に使用しているタイヤは、その「猛暑」ターン内の
 グリップ値がすべて-1される。
・「猛暑」ターン時に使用しているタイヤはライフが2減少する

というものです。スタート時から「猛暑」の場合はいいですが、
レース途中に天候が回復し「猛暑」になった場合はたいへんです。
その後のタイヤ戦略が大きく狂ってしまいます。

「猛暑」は戦略に影響を及ぼす突発的な要素の一つです。

・「天候変化」
場合によってはこの「天候変化」も
戦略に大きく影響を及ぼしかねません。

少し前にもどりますが、トラブル判定表を見てください。

f:id:pontsuka0729:20200902195849p:plain

 

6-6、つまり6ゾロの項に
「天候変化 o rペナルティ」とあります。
その場合はまず1Dを振り、対象が「ペナルティ」か「天候変化」かを
判定します。偶数が「天候変化」、奇数は「ペナルティ」です。
で、「天候変化」が出た場合です↓↓↓

・2Dを振る
・天候表に基づき、天候を確定する
・前クールの天候状態は関係なく、2Dの出目に従い天候を決定する
・クールの途中のターンでも、次クールまでの残りのターンは判定した
 天候となる

というのが「天候変化」時の判定です。
でも、今まで「晴れ」だったところに「天候変化」が出て
急に天候が変わるかというと、1stシーズンには2度ほどありましたが
天候が大きく変わることはありませんでした。
問題なのは天候表に「※印」の記載があるサーキットで
「天候変化」が起きた場合ですwwwww

・「スコール」
このスクショでいうとオーストラリアとインドネシアですね。
後半戦にはタイに「スコール」設定があります。
これは焦ります汗汗 なんせそれまでの天候に関係なく、突然雨が降る
わけですから。しかも「スコール」時の判定値もろもろについては
「豪雨」に準ずるとの運用ルールです。
いままで「晴れ」だったのが、突然次ターンに「豪雨」になるわけです。
これはたまったものではありませんwww

実際1stシーズンは、第2戦インドネシアで、
「天候変化」と「スコール」が起こりました。しかも、最初の「天候変化」は
スタート直後におこりました。ドライでスタートしたレースが
2ターン目には「小雨」に変わり、各ドライバーはドライタイヤで
出たばかりだったのに、タイヤ交換を強いられました汗汗
レースは次のクール(2クール目)に「雨」に変わり、
さらに11ターン目に「スコール」が発生し、15ターンまで続きました。
これで最初の降雨時にタイヤ交換したドライバーと、そうでないドライバーで
下記のような違いが発生しました↓↓↓

・「小雨」でインターミディへ交換 → 「スコール」でまたウェットへの
                   交換を強いられたため2ストップ
・「小雨」をスリックで耐えた   → 前クールの「雨」の状態でウェット
                   へ交換したので正味1回ストップ

度重なる天候変化で、そもそのピットストップ回数に
差が出てしまったのです。さらに天候は「スコール」明けで
回復に向かい27ターンのレースは、21ターン以降は「晴れ」ましたwww
こんな感じで「スコール」をふくめた急な「天候変化」は
レースに大きな影響を及ぼします。

「スコール」の運用については下記のとおり↓↓↓

・天候表の12の欄に「※」のあるサーキットでのみ発生する
・走行判定時の6ゾロ → 1D偶数で発生する
・発生がクール途中の場合、クール内の残りターンが全て「豪雨」となる
・「スコール」のクールが終了後は、「スコール」前のクールの天候に戻る
・「スコール」のクール終了後の天候が「晴れ」の場合は、その後2ターン
 ごとに「雨」→「小雨」→ドライの順に路面状況が回復するものとする

以上が「スコール」時の運用ルールです。


◇ドライバーの「雨」補正
ドライバーの個性はそれぞれ。
雨が好き、得意なドライバーもいれば、苦手、キライなドライバーもいます。
それを再現したのが、ドライバーの「雨」補正です。
「雨」補正はその他の「市街地」や「母国」と同様に
-2~+2の値で表現されています。
雨が大得意な人は「+2」、雨が大嫌いな人は「-2」です。

これは、ほとんどのドライバーが実在モデルのため、
可能な限り実際のイメージ(あくまでもイメージww)に準拠して
データを決めています。ただ、往年の人たちや最近の人たちに関しては
やや???となるデータもあると思います。
往年の人たちに関していえば、目立って雨で速い人以外の
得手不得手が目立ちにくいというのと、最近の人たちは
レースをあまり見ていないため、「わからない」のですwww
最近ようやくDAZNに加入しましたが、F1については地上波・BSで
放送がなくなってからはしばらく見ていませんでした汗汗
また、最近のモーターレーシングは、ドライバーの個性が走りに出にくい
といった面もあります。
ちなみにアメリカ出身だったり、インディカー所属のドライバーは
概ね市街地に強く、雨が得意ではない設定になっています。
インディはストリートレースが多く、また雨の場合レースはしないからです。
(雨で開催しないのはあくまでもオーバルだけですけどねww
 オーバルでウェットレースを開催したら大変なことになります汗汗)

これは、ちょっと面倒なのですが、
レース途中で雨になった場合、チームシートのドライバー能力の
「雨補正」の欄に補正値を入力し、雨が止んだら消します。
チームシートのドライバー欄は、計算結果をレースシートに反映するよう
Excelに計算式を入れてあります。
トラブル発生時のダメージ反映も、同じ方法で行います。


◇まとめ
こんな感じで、
設定、参戦チーム、レースのルールなど
長々と説明してきましたが、これに則して、また若干の改良を
加えつつ2ndシーズンを進めていきたいと思うのですが、
本格的に2ndシーズンに入る前に、1stシーズン全18戦のレースダイジェスト
をアップしてから開幕したいと思います。
完全に自己満足ですが、そもそもブログが「誰得?の自己満だから
問題ないでしょうwwwww

では、次回は、
『Formula NeXXtream』
1stシーズン開幕戦、オーストラリアGPです!!
お楽しみに!!!!!