☆ぽんつかのあたまんなか☆

◆ぽんつかの妄想から生まれた架空のレースカテゴリ  ・現代のF1に限界を感じたぽんつかが、F1でもない、インディでもない   フォーミュラeでもない架空のカテゴリを構想☆  ・独自開発による『すごろく式PC上ボードゲーム』としてレースを展開☆  ・それをただただ何シーズンもプレイしてセカイを構築してゆくだけの   旧究極の一人遊び☆  そのプレイ記事、レース経過・結果、シーズン総括などを載せてゆく。  それだけ!!(byケロちゃん)

Formula NeXXtream 2ndシーズン・14

『Formula NeXXtream 2nd』

□第14戦 タイ チャーン・インターナショナル・サーキット

f:id:pontsuka0729:20210712224051p:plain
 1周:4.55km
 特性:「高速」「常設」
 ターン数:25(67周)

タイトル争いもいよいよ大詰めのNeXX、全18戦の選手権も残すところあと5
戦となった。アジアへと戦いの場を移した選手権、第14戦はタイGP。インドシ
ナ半島の付け根、カンボジアと国境を接するブリーラム県にある、チャーン・イン
ターナショナル・サーキットが舞台だ。         
近年著名になったサーキットデザイナー、ヘルマン・ティルケによる設計で201
4年にオープンした同トラック。1周4.55kmのミドルトラックはミドルスト
レートを低速コーナーで繋ぐストップアンドゴーレイアウト。開設初年度のスーパ
ーGTに始まりWTCC、スーパーバイクなどの世界選手権も開催されたトラック
である。NeXXでは初年度の昨季も第14戦に設定され、昨季はクラークソンの
ファングがシーズン2勝目を挙げた舞台だ。
今季の選手権はここまでラムダとバトラーが、ポイント差6の僅差でトップ争いを
展開しており、ラムダが選手権を引っ張る展開だ。しかしシーズン折り返しの第1
0戦以降はバトラー1勝、ラムダ未勝利で両者足踏み状態。リヴィエール、日向、
ラ・ポルタといった伏兵が選手権をかき回し、主役の二人はやや脇に追いやられた
感がある。序盤戦は勝利こそなかったものの2位表彰台4回と大活躍だったファン
グも、後半戦は停滞が続きここまで第9戦オランダと第12戦ルーマニアの2度の
4位入賞のみ。伏兵、新戦力の台頭もあり終盤戦に入って、ドライバーズ選手権は
大混迷の様相を呈してきた。
チームタイトルは依然ピットブルとマーキュリーの一騎打ち状態だが、ここにきて
ラスムッセンの復調に伴いノルディックも浮上してきた。トップのピットブルとは
65ポイント差だが、のこり5戦があれば逆転は可能な差。トップ2はそれぞれN
o.2ドライバーが不調をかこっており、ピットブルは前戦アゼルバイジャンから
期待のボナパルトを投入したものの、ラムダ共々入賞圏外で終わっている。実力者
2人を有するノルディックであれば、充分逆転可能と言える。
今季もますます終盤白熱してきたNeXX世界選手権、第14戦もまた予想外の展
開が待っていた!


<予選>
予選結果は以下の通り↓↓↓

f:id:pontsuka0729:20210712224214p:plain

セッション別リザルト↓↓↓

f:id:pontsuka0729:20210712224236p:plain

予選落ち(DNQ)↓↓↓

f:id:pontsuka0729:20210712224314p:plain

f:id:pontsuka0729:20210712224332p:plain
PP:アレックス・バトラー(マーキュリー)
PPは選手権2位のアレックス・バトラー、驚くなかれなんと今季初のPPだ。P
Qではハードタイヤで臨んで25番手タイムとギリギリ通過だったものの、Q1で
は3番手、そしてQ2、Q3とトップタイムをマークし遅ればせながらの今季初P
P獲得だ。フロントローを分けたのは4戦ぶりシングルグリッドのハイデンフェル
ド。3番手マルケーナス、4番手ラスムッセンとマーキュリー勢とノルディック勢
が前方を独占だ。5番手には後半戦なかなか調子が上がってこないロッソ、6番手
には脅威の新人カレッジがつけた。前戦では大注目を浴びながらいいところなく、
下位に沈んだボナパルトは9番手とまずます。そして後半戦復調のリンドホルムが
12番手につけた。
一方でポイントリーダーのラムダは16番手と中団に沈む。ラムダはハードタイヤ
で挑んだQ1でミスを犯し17番手でノックアウト。しかし16番手のソリスには
5グリッド降格ペナルティが確定していたため、繰り上がりで16番手となった。
前戦ではフロントローからスタートし2位表彰台の日向も、ハイスピードトラック
ではふるわず17番手。そして5グリッド降格ペナルティのソリスは、21番手か
らのスタートとなった。
タイトル争いはトップのラムダをバトラーが僅か6ポイント差で追う展開、しかし
2人の予選結果は明暗を大きく分けた。決勝レースははたしてどうなるか?
今回の予選落ちはチャップマン、シエナ、バーンズ、カジワラの4名。チャップマ
ンとシエナはここまで、数少ない予選落ちの無いドライバーだったが、第14戦に
して揃って初の予選落ちを経験してしまった。バーンズは3度目、カジワラは5度
目の予選落ち。来季のシートが未定な後述の二人には、厳しい予選結果となった。


<決勝レース>
昨季は気温33度を超す猛暑に見舞われた決勝、チームによっては3ストップを選
択するドライバーも現れ、過酷なサバイバルレースとなった。しかし今季は予選か
ら昨年ほど熱くはならず、決勝はどんよりとした雲がサーキットを覆う。逆にいつ
降雨があってもおかしくはない天候状況、スコールなども視野に入れねばならず各
チーム雨に対する備えをしつつのタイヤチョイスとなった。早い段階での降雨を想
定に入れたチームが多く、7割がソフトでのスタートをチョイスした。


<タイヤチョイス>
◆HARD
<ヴァシュロン>      <ヨコスカ>
A.バトラー       T.ヴィックス 
Z.ゲラ         宋 昇龍
D.リンドホルム  
J.グーデリアン 
J.カレッジ          
        
◆SOFT
<ヴァシュロン>      <ヨコスカ>
N.ラムダ         日向 俊郎
M.ボナパルト       J.バロン
K.マルケーナス      F.デ・ランジェリス 
M.ポルボローネ      A.カブロン 
A.ファーシマス      D.ファング
K.ラスムッセン      L.ソリス
M.ハイデンフェルド    J.セプター
A.ラ・ポルタ 
A.フィリオ   
A.ロッソ
B.リヴィエール
C.タンデイ

=ユーズドタイヤ

スタートはおおむね問題なく展開、前方は大きな順位変動はなかったものの、5番
手スタートのロッソが1コーナーで単独スピンを喫し早くもリタイヤしてしまう。
開幕戦を華々しく制したロッソも、中盤戦以降は精彩を欠くレースが続く。中団以
下も大きな混乱はなし、11番手スタートのファングがジャンプスタートを決め8
番手に浮上していた。
ユーズドハードでスタートしたトップのバトラーだったが、序盤は思いのほかペー
巣が上がらずハイデンフェルドに前にいかれる。ハイデンフェルドは第5戦メキシ
コで優勝した時以来、久々のリードラップを刻む。中段でボナパルトにしかけたフ
ァーシマスが単独スピン。ファーシマスは大きくポジションを落としてしまう。今
季予選では速さを見せるものの、決勝のリザルトに結びつかないファーシマス。ポ
ジションを11番手まで落としてしまう。

レースは序盤も序盤だが、ここでアクシデント発生。13番手のリヴィエールが、
マシン後方から大量の白煙を吐いてリタイヤしてしまう。これによりセーフティカ
ーが出動。序盤2ターン目にして最初のセーフティカーターンとなる。
ピットオープンとなった3ターン目、カレッジがピットインしてくる。カレッジは
DRSの制御機構にトラブルを抱え、リアウィングが開かない状態のようだ。緊急
ピットインだったが結局原因はわからず、カレッジはリアウィングが開かない状態
のまま最後尾でコース復帰してゆく。

5ターン目にレースはリスタート。トップのハイデンフェルドが良いスタートを決
めたのに対し、2番手バトラーは1コーナーで3番手のラスムッセンに前に行かれ
てしまう。これでノルディックは1-2体制を築く、対するバトラーはどうもブレ
ーキにトラブルを抱えてしまったようだ。タイトル争いで優位に立ちたかったバト
ラーには痛い展開だ。一方後方スタートの選手権トップラムダは、この時点で12
番手に浮上していた。

★5ターン終了時のトップ10
 1.ミック・ハイデンフェルド
 2.ケリー・ラスムッセン
 3.アレックス・バトラー
 4.カーティス・マルケーナス
 5.ジョリー・セプター
 6.デイヴィス・ファング
 7.アンドレアス・サントス・フィリオ
 8.デイヴィス・リンドホルム
 9.ミシェル・ボナパルト
10.アレオ・ファーシマス

3番手に落ちたバトラーに、マルケーナスが仕掛けるもバトラーはいかせない。ブ
レーキは相変わらずルーズだが、意地とテクニックでチームメイトを抑え込む。執
拗にバトラーをつつくマルケーナスだが、バトラーの巧みなブロックに体勢を崩し
た瞬間を後続に狙われる。セプター、そしてファングがマルケーナスの前へ、マル
ケーナスはポジションを2つ落としてしまった。そして、さらに後ろのフィリオが
マルケーナスにしかけたところで再びアクシデント発生。フィリオを行かせまいと
ブロックしたマルケーナスが体勢を崩し、前のファングを巻き込む多重接触となっ
てしまったのだ。これにより序盤で早くも、2度目のセーフティカー出動となって
しまった。

ピットオープンの7ターン目、ソフトタイヤでスタートした第1陣がタイヤ交換の
ためピットイン。接触事故の3台も応急修理のためピットイン、ファング、マルケ
ーナスはタイヤの他にリアカウル、フィリオはノーズコーンを交換しコース復帰。
3台とも最後尾集団へ落ちてしまった。

8ターン目、2度目のレースリスタートだ。トップのハイデンフェルドは無難に決
めるが、3番手セプターはやや立ち遅れる。リンドホルム、ボナパルトに前に行か
れ、セプターは5番手に後退してしまった。また、スチュワードは先ほどの多重事
故の当事者としてマルケーナスを認定、マルケーナスはレース中のピットストップ
10秒のペナルティを科せられ てしまった。

レースは9ターン目。ここで1セット目のソフトをセーフティカー明けまで引っ張
った、トップのハイデンフェルドが最初のピットイン。メキシコ以来の2勝目を狙
うハイデンフェルドは、2セット目も新品ソフトに繋ぎ最後にユーズドハードを持
ってくる戦略を取った。とにかく中盤までにソフトで飛ばし、マージンを稼ぐ作戦
だ。しかしこのピットストップがまさかの大失敗、右フロントが外れずに大きくタ
イムロスし9番手まで落ちてしまう。痛恨のピットミスだ。

これでトップに立ったのが、序盤でブレーキにマイナートラブルを抱えたバトラー
だ。しかしこのバトラーにも予期せぬトラブルが起こる。走行中にギアが3速にス
タックし、一瞬大きくペースダウンを強いられてしまったのだ。最終コーナーの立
ちあがりで失速したバトラーは、5台に前へ行かれ7番手まで後退。かわりに先頭
にたったのがリンドホルム、そしてボナパルトが2番手に浮上した。タイトル争い
はまたまた波乱の展開だ。

10ターン目には2番手ボナパルト、3番手セプターが最初のピットイン。セプタ
ーはユーズドハードへと繋ぐ、ボナパルトはソフトからソフトへ。ボナパルトはラ
イフの短いヴァシュロンの新品ソフトを9ターン引っ張ってのタイヤ交換、評価に
違わぬ高いタイヤマネジメント能力を発揮し、2スティント目も新品ソフトへ繋い
ボナパルト。このあとのタイヤ戦略にも注目だ。
これでユーズドハードでスタートしたトップのリンドホルムはいっときの独走状態、
7ターン目にハードへの交換を済ませたラスムッセンが2番手に浮上する。後続で
は日向、バトラー、ヴィックスなどがピットイン。これで新品ハードスタート勢を
わずかにのこし、ほぼ全車が最初のタイヤ交換を終えた格好だ。後方ではラムダが
7ターン目にタイヤ交換を済ませているが、15番手から浮上できずにいる。バト
ラーも9番手と入賞圏内ギリギリ、タイトル争いの主役たちの受難は続く。

トップのリンドホルムは12ターン目に最初のピットイン、ユーズドハードから新
品ソフトへつなぐ。これにアントネッティピットクルー会心の作業で応え、リ
ンドホルムはトップを守った状態でコース復帰。ここにきてリンドホルムのNeX
X初優勝の可能性が出てきたが、果たしてレースはどうなる?
新品ソフトへと繋いだリンドホルムはペースアップ、2番手以下を徐々に引き離し
にかかる。2番手はラスムッセン、しかし3番手ボナパルトがすぐ後ろまで来てい
る。ボナパルトは2セット目もソフト、対するラスムッセンは2セットめのハード
にそろそろガケが来るタイミング。ポジションを守れるか?

後方ではまた多重接触のアクシデント、ファーシマスがバトラーのオーバーテイク
を試みバトラーも抵抗。後ろにいたヴィックスも合わせた3台が1コーナーを大き
オーバーランしてしまう。激しい接触ではなかったため大きなマシン破損はなか
ったものの、各々ポジションダウン。最も大きくポジションを落としたのは、仕掛
けたファーシマスだった。ファーシマスは7番手から11番手まで転落、更にファ
ーシマスの追抜きがペナルティ対象となり、ピットスルーペナルティを科せられて
しまった。
バトラーはこの接触で大きなポジションダウンはなかったものの、フロントウィン
グの翼端板を飛ばしていた。15ターン目に緊急ピットインし2度目のタイヤ交換、
あわせてノーズコーンも交換し19番手でコース復帰。上位入賞は絶望的な状況の
バトラーにとっては、踏んだり蹴ったりのレースとなった。


★15ターン終了時のトップ10
 1.デイヴィス・リンドホルム
 2.ケリー・ラスムッセン
 3.ミシェル・ボナパルト
 4.ジョリー・セプター 
 5.ミック・ハイデンフェルド
 6.ゾルタン・ゲラ
 7.ニコ・ラムダ
 8.日向 俊郎
 9.アレオ・ファーシマス
10.デイヴィス・ファング

後半戦に入ってもトップはリンドホルム、2番手にラスムッセンが続くがラスムッ
センはハードタイヤのガケが来ており追撃できない。そんななかすぐ後ろに迫って
いたボナパルトが、ラスムッセンをかわし2番手に浮上。9番手スタートからジリ
ジリとポジションをあげてきたボナパルト、レースは17ターンにさしかかるとこ
ろだが、2セットのソフトタイヤで驚異のタイヤマネジメントを見せ、2番手まで
浮上してきた。後方スタートのラムダも7番手まで上がってきており、ピットブル
は2台とも入賞圏内だ。マーキュリーは2台ともポイント圏外におり、チームタイ
トル戦線はピットブルが有利な展開で進んでいる。

18ターンから19ターンにかけては、各々2度目のタイヤ交換のタイミング。1
8ターン目、上位陣ではラスムッセンがハードからユーズドハード、セプター、ソ
リスがユーズドハードからソフトへチェンジ。19ターン目には残りの上位勢も最
後のストップを展開する。トップのリンドホルムはソフトへ繋ぎトップでコース復
帰、2番手のボナパルトは2セット目のソフトも引っ張り、なんと最後のスティン
トにユーズドソフトを持ってきた。その他4番手ゲラ、7番手日向もソフトに交換
し最後のスティントに臨む。

レースは終盤、相変わらずリンドホルムは独走態勢。2番手でコースに復帰したラ
スムッセンだが、ユーズドハードではトップ追撃はできず。さらにユーズドソフト
ボナパルトにかわされ結局3番手後退。ボナパルトは可能な限りリンドホルム追
撃を試みる。5番手ハイデンフェルド以降はやや混戦、そして16番手スタートの
ラムダが7番手まで浮上、今回がNeXX2戦目のクラークソンのソリスが8番手
まで来ていた。
ソリスの後ろには序盤の接触で20番手まで落ちたファングが、9番手までポジシ
ョンを回復してきていたが、そのファングにトラブル発生。ミッショントラブルで
ペースを大きく落としてしまう。入賞圏内までポジションを戻してきていただけに
痛いトラブルだ。前半戦好調だったファングだが、後半戦はアクシデントにも祟ら
れ大失速。今回もポイント獲得は厳しい雲行きだ。

最後のスティントにソフトをもってきたリンドホルムは相変わらず快調、後方とは
大きなマージンを築いておりややペースを落としながらトップをゆく。2番手ボナ
パルトも追うが、ユーズドソフトを最後に持ってきたためかなかなかトップを追い
切れない。ガケを迎えたボナパルトのタイヤ、足元がキツくなってきたボナパルト
のすぐ後方ではラスムッセンが2位奪還を虎視眈々と狙っていた。

レースはファイナルターン、リンドホルムは2位以下とマージン5の大差をつけて
の独走状態でクルージング。しかし2番手争いで動き、最後の最後でラスムッセン
ボナパルトをかわし2番手を取り換えした。5番手争いでも最後にゲラがハイデ
ンフェルドを逆転、さらには度重なるトラブル、アクシデントで入賞圏外にいたバ
トラーがギリギリで10番手浮上。意地の追い上げだ。

レースは結局9ターン目、バトラーのミッショントラブルに乗じてトップに立った
リンドホルムが今季初、そしてNeXX初優勝を達成。最後の最後でグリップを失
ったボナパルトをかわしたラスムッセンが2位、ソフト3セットでつなぎ抜群のタ
イヤマネジメントを発揮したボナパルトが、NeXX初入賞を3位表彰台で飾る。
4位セプターは久々の入賞、5位には今季5度目入賞のゲラ、スタートからトップ
を快走しながらピット作業ミスでポジションを大きく落としたハイデンフェルドは
6番手と健闘した。
7位にはこちらもデビュー2戦目で今季初入賞のソリス、選手権トップのラムダは
結局8位入賞。9位には第8戦の優勝以来久々3度目の入賞のポルボローネ、そし
てPPから一時は19番手までポジションを下げたバトラーは、意地の10位入賞
で1ポイント、PPとあわせて4ポイントを持ち帰った。


ドライバーズタイトル争いは結局ラムダが8位で4ポイント、バトラーが10位+
PPで4ポイントと、ポイント差は6と変わらず。両者共苦戦を強いられたものの
最低限の仕事をこなした形だ。そして今回ラスムッセンが2位に入ったことで順位
に変動があり、ようやく100ポイント越えとなったラスムッセンが116ポイン
トでランキング3位に浮上した。トップとは32ポイント差あるが、残り4戦でま
だまだ逆転は可能。依然最もタイトルに近いのはラムダとバトラーであることに変
わりはないが、ラスムッセンにも逆転王座の可能性が出てきた。
一方でチームタイトル戦線はややポイント差が拡がった。第13戦終了時のピット
ブルとマーキュリーの差は10ポイントだったが、今回ボナパルトが3位入賞した
ことによりピットブルに15ポイントが加算され、ピットブル221に対しマーキ
ュリー196ポイントと、25ポイント差に広がった。また今回ラスムッセンが2
位、ハイデンフェルドが6位とW入賞を果たしたノルディックが28ポイントを加
算。165ポイントとし2位マーキュリーとは29ポイント差まで迫ってきた。
ドライバーズ、チームともにここまでラムダvsバトラー、ピットブルvsマーキ
ュリーの一騎打ちかと思われていたが、ここにきてやはり昨季同様3つどもえの様
相を呈してきた。
タイトル争いの行方はまだまだ予断を許さず、残り4戦でどう転ぶかは予想できな
い。今後は舞台をマカオ、そして日本に移しアジアラウンドが展開されてゆく。
今後の展開から目が離せない!


最終リザルト↓↓↓(太字)

f:id:pontsuka0729:20210712224700p:plain

f:id:pontsuka0729:20210712224604p:plain
f:id:pontsuka0729:20210712224632p:plain
Winner:デイヴィス・リンドホルム(アントネッティ

ラップチャート↓↓↓

f:id:pontsuka0729:20210712224746p:plain

f:id:pontsuka0729:20210712224803p:plain

f:id:pontsuka0729:20210712224823p:plain

f:id:pontsuka0729:20210712225009p:plain

 

ドライバーズランキング↓↓↓

f:id:pontsuka0729:20210712225046p:plain

 

チーム・マニュファクチャラーランキング↓↓↓

f:id:pontsuka0729:20210712225109p:plain


次戦の舞台はマカオ、アジア随一の難所として知られるギアサーキットだ。超高速
の海側とコース幅の狭い超低速の山側と、区間によって大きく性格が変わる難しい
ストリートサーキット。またそのあと第16戦には、小樽市街地での日本GPを控
え選手権はいよいよ佳境に入ってゆく。今後の展開からますます
目が離せない!!