☆ぽんつかのあたまんなか☆

◆ぽんつかの妄想から生まれた架空のレースカテゴリ  ・現代のF1に限界を感じたぽんつかが、F1でもない、インディでもない   フォーミュラeでもない架空のカテゴリを構想☆  ・独自開発による『すごろく式PC上ボードゲーム』としてレースを展開☆  ・それをただただ何シーズンもプレイしてセカイを構築してゆくだけの   旧究極の一人遊び☆  そのプレイ記事、レース経過・結果、シーズン総括などを載せてゆく。  それだけ!!(byケロちゃん)

Formula NeXXtream 2ndシーズン・7

 『Formula NeXXtream 2nd』

□第7戦 フランス ポールリカールサーキット
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 1周:5.80km
 特性:「高速」「常設」
 ターン数:23(54周)

前戦第6戦イギリスGPよりヨーロッパラウンドに突入したNeXX世界
選手権。選手権第7戦は、ヨーロッパラウンド第2戦フランスGPだ。
舞台は昨年と同じ、スーパーハイスピードトラックとして有名なポールリ
カールサーキットだ。フランス南部最大の港町マルセイユから東に40k
mほど、山間の村ル・キャステレにあるオールドコースが舞台だ。
70~80年代にかけてF1GPが開催されたオールドコースは、200
2年にヘルマン・ティルケによる大規模改修を受け、ハイテク・テストト
ラックへと変貌をとげ、2017年からは再びF1が開催されている。
コースにはショートカットが無数に張り巡らされ、組み合わせ次第で16
7通りのレイアウトが選択可能。F1ではその中でも最長の5.842k
mのレイアウトを使用するが、NeXXではF1レイアウトよりやや短い
5.80kmのレイアウトを使用する。これは、「ミストラル」と呼ばれ
るバックストレートの途中にあるシケインを使わないレイアウトで、Ne
XX使用のレイアウトでの「ミストラル」の全長は約1.8kmを超える。
途中いくつかの中低速コーナーもあるが、コーナー数は計14と全長5k
mを超えるサーキットとしては非常に少なく、全開区間の極めて長いスー
パーハイスピードトラックだ。
昨季は4番手からスタートしたマーキュリーのマルケーナスが、中盤から
トップに立ち、終盤のファングとのマッチレースを制し初優勝を飾ったフ
ランスGP。昨季の覇者は今季ここまでやや苦戦気味だが、チームメイト
で昨季王者のバトラーはここまで2勝をあげランキング首位にいる。また
ここまではバトラーが2位に39ポイント差をつけており、バトラーを追
うのは誰なのかがまだ見えてこない状態だ。さて今回はどのようなレース
になるのか?


<予選>
予選結果は以下の通り↓↓↓

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セッション別リザルト↓↓↓

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予選落ち(DNQ)↓↓↓

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PP:ニコ・ラムダ(ピットブル)
予選PPはまたしてもラムダが獲得した。前戦イギリスではPPを逃した
が、第3戦から第5戦まで3戦連続PPを獲得しており、今回でなんと7
戦中4度目のPP獲得となった。選手権をリードするバトラーはPPこそ
ラムダに譲ったものの、きっちりとフロントロー2番手につけた。
セカンドロー3番手には、3戦連続で予選シングルグリッドのラ・ポルタ
がつけ、4番手にはバーンズ。そして5番手には、ペナルティで出場停止
のタンデイにかわりステアリングを握る、ガジャックのリザーブドライバ
ーのロハスがつけた。前戦では予選落ちを喫したロハスだが、母国で奮起
サードローを獲得して見せた。
前年の覇者マルケーナスは6番手、そして4、5列目にはカブロン、シエ
ナ、日向、グーデリアンとレラシャシー勢がつけ、レラの新空力パッケー
ジが、カレンダー中最速を誇るハイスピードトラックで見事に戦闘力を発
揮した。
一方で開幕戦覇者ロッソは18番手、ラムダのチームメイトマイネは19
番手、さらにノルディック勢、セプター、ファングなども後方に沈み、相
も変わらずスターティンググリッドからして大混戦模様となった。
今回の予選落ちはティルクム、ヴィックス、カジワラ、宋昇龍の4名。宋
以外の3名はこれで今季2度目の予選落ち、そして宋にいたっては今季7
戦目で3度目の予選落ちとなった。開幕戦2位表彰台の宋も、高速ラウン
ドに入り苦戦を強いられている。


<決勝レース>(太字)
6月初旬の南フランスはカラッとしていて、夏に向けて熱くなり始める時
期。地中海からほど近いポールリカールは、予選から一貫して快晴。決勝
もスカッと晴れ渡った青空のもと行われた。決勝は午後1時スタート、こ
の日は午前中から気温がぐんぐんあがり、決勝スタート前には27度。路
面温度は40度に達し、バシュロン勢はほとんどがハードタイヤをチョイ
ス。ハード2、ソフト1で繋ぐ作戦。対するヨコスカ勢はバロンを除く7
台全員がソフトをチョイス。ソフト2、ハード1での走破を目論む。

<タイヤチョイス>
◆HARD
<ヴァシュロン>  <ヨコスカ>
ラムダ       バロン 
マイネ
バトラー
マルケーナス 
ポルボローネ 
シエナ
ゲラ 
ファーシマス
ラスムッセン 
ハイデンフェルド 
ラ・ポルタ 
フィリオ
ロッソ
リンドホルム 
グーデリアン  
ロハス

◆SOFT
<ヴァシュロン>  <ヨコスカ>
リヴィエール    バーンズ
カレッジ      日向 
          チャップマン 
          デ・ランジェリス
          カブロン
          ファング 
          セプター 

=ユーズドタイヤ

スタートはPPのラムダが決める。が、となり2番手のバトラーがやや立ち
遅れる。無難にスタートを決めたラ・ポルタが、バトラーの前を行き2番手
に上がる。バトラーのスタート失敗のあおりを受け、後ろではマルケーナス
がカブロンに前に行かれてしまう。
マルケーナスはスピードに乗り切る前にどんどん後続に抜かれ、シエナ、日
向にも前に行かれてしまった。さらに後方では10番手グーデリアンと11
番手リンドホルムのマシンがヒット。グーデリアンは15番手まで後退して
しまった。
2ターン目には、ペースの良いラ・ポルタがラムダをかわし一時トップに立
つ。ここ3戦予選でも2、4、3番手と絶好調のラ・ポルタ。決勝でも好調
ぶりを見せるが、3ターン目にはラムダがトップを奪い返し、やはりレース
はラムダが引っ張る展開となる。中段ではスタートで7番手に上がったカブ
ロンがシエナとのバトルで単独スピンを喫し、大きくポジションを落として
しまった。しかし多少の混乱はあったものの、レースは大きなアクシデント
なく進む。

3ターン目以降はラムダが隊列を引っ張るが、ラ・ポルタも離されずについ
てゆく。そしてその後ろでは、地元の雄ロハスが大躍進。序盤ペースの上が
らないバトラー、そして3番手で様子見のバーンズもかわし3番手に浮上。
スタンドからはやんやの完成が注がれた。
そんな中4ターン目にアクシデント発生。後方集団、ポルボローネとデ・ラ
ンジェリスの13番手争いで2台が接触。接近していたチャップマン、カレ
ッジ、そしてマイネを巻き込んだ5台の多重クラッシュで、このレース最初
のセーフティカー出動となる。

★5ターン終了時のトップ10
 1.ニコ・ラムダ
 2.アイウトン・フィリップス・ラ・ポルタ
 3.フェリック・ロハス
 4.アレン・バーンズ
 5.アレックス・バトラー
 6.スティラノ・シエナ
 7.日向 俊郎
 8.カーティス・マルケーナス
 9.デイヴィス・リンドホルム
10.ジェストン・バロン

トップのラムダはリスタートも問題なく決める。その後ろではラ・ポルタ、
ロハス、そしてバーンズが3ワイド。バーンズが地元ロハスを追い落とし3
番手を奪取する。さらに8ターン目にラムダがスーパーラップをマーク、2
番手ラ・ポルタとの差を一気に広げにかかる。
8ターン目にはソフト勢が最初のタイヤ交換。ユーズドソフトのヨコスカ勢
の先陣を切ってセプター、ファングがピットイン。ともに新品ソフトへ交換
して出てゆく。ヴァシュロン勢はタイヤを酷使したリヴィエールがピットイ
ン、ハードへチェンジした。

9ターン目にアクシデント発生。3番手ラ・ポルタに仕掛けたロハスが体勢
を崩してハーフスピン。ロハスは後続のバトラーと接触してしまう。ロハス
バトラーともポジションは落とさなかったものの、マシンにダメージを負っ
てしまう。さらにアクシデントは後方でも。ロッソとグーデリアンがバトル
接触。こちらは双方大きくポジションを落とし、ダメージの大きかったグ
ーデリアンはそのままリタイヤしてしまう。

10ターン目には2番手をゆくバーンズ、4番手日向が同時ピットイン。そ
れぞれソフトからソフトに繋ぐが、トライアンフ会心のピット作業で日向
をコースへと送り出す。日向はバーンズの前5番手でコース復帰した。
11ターン目、ハードタイヤをチョイスしたヴァシュロン勢も、そろそろ1
回目のタイヤ交換のタイミング。しかしトップを行くラムダも、2番手ラ・
ポルタもまだ入らない。バトラーはヨコスカ勢のピットインで一時的に3番
手に浮上したが、接触のダメージが影響しペースが上がらない。バトラーは
すぐ後ろ4番手に浮上していたマルケーナスを手招きし、前に行かせた。
そんな折後方でまたもアクシデント発生。ファーシマスとシエナ接触、接
近していたハイデンフェルド、カブロン、ラスムッセンらを巻き込んだ5台
の『ビッグワン』が発生。各々マシンに深刻なダメージを負い、一気に5台
がリタイヤ、2度目のセーフティカー出動となる。

13ターン目、ピットオープンとなったタイミングで、ヴァシュロン勢が次
々ピットイン。トップのラムダ、2番手ラ・ポルタ、3番手に浮上したマル
ケーナスらも入り全員ハードへと繋いでゆく。初夏の南フランス、スタート
時は40度に達しようかという路面温度だったが、この日は風が強く思いの
ほか気温が上がらなかったため、ヴァシュロン勢はハードトゥハードであれ
ばタイヤ交換は1回でいけると判断。ヴァシュロンハード勢は全車1ストッ
プ作戦へと切り替えていた。
そしてレースは2度目のリスタート。しかしなんとこのリスタートラップで
再度アクシデント発生。後方でリンドホルム、ロハス、ゲラの多重接触が起
こり、レースはリスタート直後に3度目のセーフティカー出動となる。

★15ターン終了時のトップ10
 1.アレン・バーンズ
 2.日向 俊郎
 3.ジェストン・バロン
 4.ニコ・ラムダ
 5.アイウトン・フィリップス・ラ・ポルタ
 6.カーティス・マルケーナス
 7.ビル・リヴィエール
 8.デイヴィス・ファング
 9.ジョリー・セプター
10.フェリック・ロハス

レースは前半が終了し、早くも11台が姿を消した大荒れの展開。16ター
ン目には3度目のリスタート。今度は混乱なく進む。
トップ2台は順位変わらずも、ラムダが良いリスタートを決め日向の前に出
る。3番手浮上だ。その後ろではそれぞれマルケーナス、ファングが1つず
つポジションをあげる。17ターン目にはラムダが日向をかわして2番手浮
上、ひたひたとトップに忍び寄る。
NeXX初優勝に向けてトップをひた走るバーンズ、しかし2番手のラムダ
もペースが良い。そして、バーンズはもう1回タイヤ交換を控えていた。
19ターン目、バーンズが2度目のピットイン、ついにここでラムダがトッ
プに立つ。バーンズは2番手でコース復帰。

ラムダは十分なマージンを築きトップを快走。後方ではファングがソフトタ
イヤを利してぐんぐんペースアップ。22ターン目には日向をかわして4番
手まで浮上する。そして最終ターンにはベストラップをマーク、2番手まで
浮上する。

レースは1ストップ作戦のピットブル、ラムダが今季2勝目。今季の選手権
大本命に挙げられながら、ここまでミッショントラブルに泣かされてきたラ
ムダが、ようやくタイトル争いに絡んできた。最後のスティントで猛プッシ
ュを見せたファングが、今季3度目の2位表彰台。そして、途中トップを快
走したバーンズが今季初表彰台、3位でフィニッシュした。4位ラ・ポルタ
は今季3度目の入賞、そして5位のバロンは開幕戦以来の入賞となった。
8位のリヴィエールは今季3度目の入賞。新参チームながら安定した活躍が
光る。一方で接触でダメージを受け、途中応急修理のためのピットストップ
を余儀なくされたバトラーは、結局12位で完走。痛恨のノーポイントでレ
ースを終えた。

ドライバーズ選手権はバトラーが97ポイントでトップをキープ。しかし、
今回ノーポイントに終わり、ポールトゥウィンを飾ったラムダが80ポイン
トとしランキング2位に浮上。バトラーとのポイント差を17と詰めてきた。
3位には今季未勝利ながら、すでに3度の2位表彰台を記録するファングが
62ポイントで続く。4位には59ポイントでロッソ、5位には51ポイン
トでラスムッセンが続いている。
チームランキングはここにきて、129ポイントでトップのマーキュリーに
対してピットブルが122ポイントと、なんと7ポイント差まで詰めてきた。
3位のノルディックは88ポイントとやや離され、今季もチームタイトルは
マーキュリーvsピットブルの様相を呈してきた。

最終リザルト↓↓↓

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Winner:ニコ・ラムダ(ピットブル)

ラップチャート↓↓↓

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ドライバーズランキング↓↓↓

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チーム・マニュファクチャラーランキング↓↓↓(太字)

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次回はヨーロッパラウンド高速3連戦の最後の舞台、ムジェロで行われるイ
タリアGPだ。イモラとの隔年開催となるムジェロ。高低差40m以上、ア
ップダウンの激しい高速テクニカルコースで行われるハイスピードバトルを
お楽しみに!!