☆ぽんつかのあたまんなか☆

◆ぽんつかの妄想から生まれた架空のレースカテゴリ  ・現代のF1に限界を感じたぽんつかが、F1でもない、インディでもない   フォーミュラeでもない架空のカテゴリを構想☆  ・独自開発による『すごろく式PC上ボードゲーム』としてレースを展開☆  ・それをただただ何シーズンもプレイしてセカイを構築してゆくだけの   旧究極の一人遊び☆  そのプレイ記事、レース経過・結果、シーズン総括などを載せてゆく。  それだけ!!(byケロちゃん)

NeXXtream Press 開幕直前号(3)

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開幕直前号(3)

■エントリーリスト

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■参戦チーム紹介(3)

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チーム監督:ミコ・ハンクネン
マネージャー:チチ・ソルベルグ
TD:オラ・トイヴォネン

シャシー:シグマテック S-TEC01X/C
エンジン:スプレンダー GL103hy V10
タイヤ:ヴァシュロン

ミコ・ハンクネンとチチ・ソルベルグというフィンランド出身のF1王者二人が
率いるチーム。昨季は初年度同様ドライバーズタイトル、チームタイトル争い共に3位で終え、トップ3としての地位を維持した。
しかし、ドライバーランキング3位のケリー・ラスムッセンは結局未勝利に終わり
No.2のミック・ハイデンフェルドが1勝をあげたもののチーム、ドライバー共にトップ2に水をあけられての3位に甘んじた。
捲土重来を誓う今季だがチーム体制、ドライバーラインナップ、そしてマシンパッケージ全て変わらず。2nd新規参戦チームやクラークソン等が台頭してくることが予想され、下手をすればトップ3陥落ということも十分にあり得る今季だ。
特にエースのラスムッセンは昨季未勝利に終わったことに対して、チームのサポート体制に不満を抱いており、実際チームのミスで優勝を逃したレースもあった。
一方チーム側はラスムッセンの昨季通してのパフォーマンスに満足しておらず、
チームとエースドライバーの信頼関係は微妙なものとなっている。
チームは4thシーズンから新規参戦するエンジンサプライヤーロンバルディアと供給契約を結んだことを先ごろ発表しており、トップ3としての戦力を担保して戦えるのは今季までかもしれない。
初年度にタイトル争いを経験したラスムッセンは、今季タイトル争いに絡めなければ移籍も辞さないだろう。またハイデンフェルドも昨季1勝をあげたものの、
表彰台はその1度のみ、獲得ポイントはラスムッセンの半分以下にとどまっている。今季はチームとしての正念場を迎える。

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14:ケリー・ラスムッセン
初年度はランキング2位のニコ・ラムダと同ポイントで3位と、最後までタイトルを争ったが昨季は未勝利とフラストレーションの溜まるシーズンを送ったラスムッセン。チームのミスなどに足を引っ張られたのも事実だが、自身のパフォーマンスにも満足はしていない。今季はもう一度タイトル戦線に食い込みたい。

91:ミック・ハイデンフェルド
昨季エースが未勝利に終わる中、ノルディックに虎の子の1勝をもたらしたハイデンフェルド。しかし彼の昨季のハイライトはその1勝のみで、ノックアウト方式の予選に苦戦し決勝でも中位以下に甘んじることが多かった。今季はエース、ラスムッセンを食う速さを見せたいところ。

 

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チーム監督:ハウルモーゼル
マネージャー:マット・ティモンズ
TD:エンリケ・スカボローニエ

シャシー:レラ RNX-01/03
エンジン:DMW P82H30/3 V10
タイヤ:ヨコスカ

SLOは今季から使用するタイヤをヨコスカタイヤへと変更した。
3名の共同オーナーのうちの一人、リカルド・オリベイラ氏がヨコスカの主要株主となりブラジルに現地法人を設立したことに端を発するものだが、所属ドライバーが
2人ともタイヤ使いに定評のあることからこのタイヤチェンジはSLOにとっては
戦略の幅を広げる選択になると見られている。
新規参戦チームが大活躍した昨季は、SLOのような中堅チームにとって苦しい展開と
なったが、そんな中でもアイウトン・フィリップス・ラ・ポルタとアンドレアス・
サントス・フィリオの二人は計4回表彰台に上がった。ラ・ポルタは第13戦
アゼルバイジャンでSLOに念願の初優勝をもたらし、フィリオも初の小樽市街地での
開催となった日本GPで2位表彰台をゲットした。
しかし、優勝を記録したラ・ポルタは初年度とほぼ変わらない80ポイントを記録した
ものの、サントス・フィリオは41ポイントで初年度の半分と苦戦。
ノックアウト方式の予選では二人とも度々20番手以下に沈むなど全体的に苦戦した。
今季36歳を迎えるベテランのラ・ポルタには引退の噂もあったが、オフにチームと
単年契約を結び今季もSLOから参戦することが決定。
ラ・ポルタとサントス・フィリオの師弟タッグは3シーズン目を迎える。
初年度に4位をマークしたチームランキングは昨季、8位へと後退した。
今季は8位からの浮上を目指したい。

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50:アイウトン・フィリップス・ラ・ポルタ
今季36歳を迎えるポルトガル人のラ・ポルタ、昨季限りで引退の噂もあった彼だがひとまず今季もSLOから参戦することが決定した。昨季は入賞5回と大苦戦するも、シングルグリッドスタートのレースは確実に入賞に繋げて初優勝もあげた。今季は入賞回数を伸ばし100ポイントの大台越えを目指す。

3:アンドレアス・サントス・フィリオ
初年度81ポイントをあげランキング11位を記録したサントス・フィリオも、昨季は41ポイントと大苦戦。新規参戦チームの台頭に割を食い入賞も5度に止まった。しかしそんな中でも2位表彰台を1度記録、展開さえハマれば優勝できる力を持っていることを証明した。ラ・ポルタに次いでの初優勝が今季の最大目標。

 

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チーム監督:ドジャー 蓮川
マネージャー:ボブ・ローマス
TD:フランツ・ガーニー

シャシー:シグマテック S-TEK01X/C
エンジン:シェブロン B3/H8 V8
タイヤ:ヴァシュロン


NeXXは度々我々ファンや関係者にサプライズを提供してくれるが、昨季の
サプライズは開幕戦にこのチームからもたらされた。昨季から新規参戦をはたしたこの
アントネッティのアレンザンダー・ロッソが、ポールトゥウィンを達成したのだ。
アントネッティは世界的なレーシングコンストラクターとして有名だが、とはいえ
参戦初戦でのポールトゥウィンは大きなサプライズだった。
ロッソとデイヴィス・リンドホルムのラインナップは、2人で1勝ずつ計2勝をあげ
表彰台も7度登壇。リンドホルムが前半絶不調をかこっていたが、彼がコンスタントに
入賞を重ねていればチームランキングはノルディックを逆転し3位に食い込んだはずだ。2シーズン目となる今季はエースのロッソに加え、昨季"驚異の新人"と騒がれた
ファン・カレッジを獲得。戦力はより一層アップしている。
ロッソ、カレッジともややムラのあるタイプだが、うまく機能すればタイトル戦線に
絡んでくることは間違いない。またムラのあるタイプとは言っても二人は昨季
NeXXにおいても数少ない予選落ち未経験ドライバー。
優勝含め6度表彰台に上がったロッソと、昨季ガジャックチームでパワー不足のマシンに苦戦しながらも2位表彰台、予選PPまで獲得したカレッジのラインナップは
大いに活躍が期待できる布陣だ。
今季はピットブル、マーキュリーの2強に加えトライアンフ、クラークソンなどが
戦力を大幅に強化してきているが、このアントネッティも充分タイトル戦線に
食い込める力を持っている。

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77:アレンザンダー・ロッソ
初年度はアルバノビッチから参戦したロッソ、前半は信頼性不足で苦戦したものの後半に入り第10戦スウェーデンで初優勝。昨季は開幕戦でポールトゥウィンをやってのけ、大いに活躍した。予選でもシングルグリッドを9回記録、安定感が増してくればタイトル戦線へ名乗りを上げてくる存在だ。

16:ファン・カレッジ
昨季は非力なガジャックのマシンで5度の入賞を記録。2位表彰台、予選PPをそれぞれ1度記録した"驚異の新人"だ。デビュー2戦目のインドネシアでいきなり初入賞。それも雨の予選でセカンドロー4番手を獲得しての入賞で、将来性の高さを示した。今季は初優勝もあるぞ。

 

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チーム監督:ファン・ドット
マネージャー:ボス・グラウン
TD:ロビー・ハーン

シャシー:レラ RNX-01/03
エンジン:シェブロン B3/H8 V8
タイヤ:ヴァシュロン


昨季新規参戦を果たした3チームのうちの一つマルドゥークは、
アントネッティと並んでNeXXに大きなサプライズをもたらした。
ドバイ王族であるマルドゥーク家が率いる同チーム。以前にA1GPを主催していた
ことはあるものの、レーシングチームを率いるのは初めて。しかし昨季は
所属ドライバーのビル・リヴィエールとジャッキー・グーデリアンがそれぞれ1勝をあげ既存チームを押しのけてアントネッティに続くランキング5位を記録した。
今季はグーデリアンに替わり新生シュトロゼックからゾルタン・ゲラを引き抜き。
さらにアルバノビッチからテクニカルディレクターのロビー・ハーンまで引き抜き
万全の体制を築いた。チーム監督にファン・ドット、マネージャーにボス・グラウン、
そしてTDにロビー・ハーンという体制は、F1でフェラ〇リを常勝軍団に仕立て上げた首脳陣。そこに昨季1勝含む3度の表彰台を記録したリヴィエールと、
弱小ロムニ・ダキアにあって1勝をあげ2シーズンで132ポイントをあげたゲラが
加入しコンビを組む。
クラークソンやトライアンフが体制を強化してシーズンに臨む今季、混戦模様が
予想されるチームタイトル争いだがこのマルドゥークはかなりの戦力でこれに臨むこと
となる。参戦2戦目でのタイトル奪取も充分考えられる状態だ。
潤沢な資金力に物を言わせ、一気にタイトルを狙える体制を整えてきたマルドゥーク。
アントネッティと共に来季のタイトル戦線を賑わすことは間違いない。

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27:ビル・リヴィエール
昨季F1から転入してきたカナダ人のリヴィエール、序盤はNeXXへのアジャストに苦労したようだが4戦目にして初入賞で3位表彰台を記録。第6戦イギリスからは6戦連続入賞を記録し、その間第10戦スウェーデンで初優勝を記録した。"華麗なるファイター"の異名は、今季もNeXXに轟く。

4:ゾルタン・ゲラ
ロムニ・ダキアで2シーズン苦しいシーズンを戦ったが、そんな状況においても初年度に1勝をあげ2シーズンで132ポイントを獲得。その実力はファン・ドット監督がオーナーのダムハン皇太子に獲得を直訴したほど。戦えるマシンを手にしたハンガリーの異能に今季は大きな注目が集まる。

 

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チーム監督:ジェロームルルーシュ
マネージャー:リッシェル・メス
TD:ジェロームブルゴーニュ

シャシー:シグマテック S-TEK01X/C
エンジン:ピジョン A6/H V8
タイヤ:ヴァシュロン


初年度にプルトンからNeXXに参戦していたフランス人ドライバー、
イワン・ガジャックがみずからチームを立ち上げ滑り込みでエントリーを果たした
ガジャック。旧F1ルルーシュ・チームの首脳陣をそのままチーム首脳として迎え、
急ごしらえで参戦を果たしたが、新参3チームにあって唯一苦戦を強いられた。
"オールフレンチ"を標榜し首脳陣、ドライバー、そしてシャシー、エンジン、はては
タイヤまで全てをトリコロールに染め抜いて参戦したが、開発競争で後れを取っている
ピジョンエンジンに足を引っ張られ大苦戦を余儀なくされた。
信頼性も上がらずシーズン通してセドリック・タンデイ、ファン・カレッジの
2人のドライバーで計15回のリタイヤを記録。
それでもF1で"跳ね馬"のタイトル獲得に貢献したタンデイと、"驚異の新人"カレッジはそれぞれ1度表彰台に上がり、ウェットコンディションとなった日本GPの予選では
カレッジがPPを獲得するなど随所で光る活躍を見せた。
カレッジをアントネッティに奪われた今季だが、堅実なドライビングが信条のタンデイは今季も残留。そしてF1から期待の若手ベルギー人ティモシー・ルーツェンを獲得。
昨季は開幕まで時間がなくドタバタでの参戦となったが、充分に準備に時間が取れた
今季は昨季以上の活躍が期待される。
懸案事項は、開発競争で後れを取るピジョンエンジンか。

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25:セドリック・タンデイ
F1でフェラー〇のコンストラクターズタイトル獲得に貢献したタンデイ、今季32歳を迎える彼はベテランの域に入る。カレッジをパートナーとして戦った昨季同様、今季もチームリーダーとしての働きを期待されるタンデイ。今季もルーキーにその背中を見せながら、昨季を上回るポイント獲得を目指す。

19:ティモシー・ルーツェン
ベルギー出身のルーツェンはF1で既に2年半戦ってきた。〇ロウズという弱小チームにあって昨季は4度の入賞を記録、うち1度は2位表彰台という期待の若手だ。ピジョンエンジンで苦戦するチームは、今季も苦しい戦いが続くことが予想される。物静かな青年の内に秘めたる速さに期待大だ。

 

さて、いよいよ参戦15チーム全ての陣容が整って、開幕まで待ったなし状態となった
NeXX。開幕戦まではあと少し!!