☆ぽんつかのあたまんなか☆

◆ぽんつかの妄想から生まれた架空のレースカテゴリ  ・現代のF1に限界を感じたぽんつかが、F1でもない、インディでもない   フォーミュラeでもない架空のカテゴリを構想☆  ・独自開発による『すごろく式PC上ボードゲーム』としてレースを展開☆  ・それをただただ何シーズンもプレイしてセカイを構築してゆくだけの   旧究極の一人遊び☆  そのプレイ記事、レース経過・結果、シーズン総括などを載せてゆく。  それだけ!!(byケロちゃん)

Formula NeXXtream 1stシーズン・12

『Formula NeXXtream』

□第12戦 ル-マニア ブカレストリンク(ブカレスト市街地)

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 1周:3.07km
 特性:「高速」「市街地」
 ターン数:25(99周) 

第6戦イギリスGPで幕を開けたヨーロッパラウンドも、
ついに第12戦で締めくくりを迎え、こののちはアジアラウンドへ移行。
欧州戦線最後のレースは、ブカレスト市街地で展開されるルーマニアGPだ。
舞台となるブカレストリンクは、ルーマニアの首都ブカレストの中心を
周回するストリートコースである。ヘルマン・ティルケのデザインによる
コースはルーマニア議会議事堂である『国民の館』をの周りを周回する
1周3kmのスーパーショート・ストリートサーキット。
台形状のレイアウトは途中3個所のシケインと他、角に位置する3つのターン以外
目立ったコーナーというコーナーはなく、1周のラップタイムは50秒を切ろうか
というスーパーハイスードストリートだ。コース内側には時の独裁者
チャウシェスクが『宮殿』として建造した議事堂が鎮座。アメリカのペンタゴン
次いで「建築物」として世界第2位の大きさを誇る議事堂前をホームストレートとし、
かつては『小パリ』とも称された美しい街並みを望むストリートコースだ。
果たしてどんなバトルが繰り広げられるのか?
ルーマニアのチーム、ロムニ・ダキアにとっては地元凱旋レース。
また、隣国ハンガリーからは、前回チェコに引き続きゲラの大応援団も詰め掛け、
選手権争いとともに、大きな盛り上がりを見せることが予想された。


<予選>
予選結果は以下の通り↓↓↓

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PP:ニコ・ラムダ(レッドブル

予選ポールポジションは、なんと開幕戦以来のラムダがゲット。
2番手にはポイントリーダーのバトラーがつけ、選手権2位のラスムッセン
4番手スタート。選手権を争う主役たちはしっかりと好ポジションにつける。
3番手には5戦ぶりのシングルグリッドとなるグリエコがつけ、
5番手にはバリラ・マルティニのギリシャ人ドライバー、ニニアディスが健闘。
地元ロムニ・ダキアの2台は7番手ゲラ、8番手ファーシマスと好位置から発進する。
一方チームタイトルを争うレッドブル、マーキュリー、ノルディックのNo.2達は
リンドホルム10番手、マルケーナス13番手、マイネは16番手と振るわず。
前戦チェコのウィナー日向も、17番手と今回は望み薄だ。
ちなみに前戦チェコでは3名が出場停止のペナルティを受けたが、
トライアンフのカジワラに代わって、イタリア人ドライバーのイヴァン・カペロが、
ファング、ヴァッセルの2台とも出場停止となっとクラークソンからは、
ともに英国人のジョンブル・チャップマンとデリック・ワーノックが
スポット参戦となった。


<決勝レース>
レースはまず1tn目、中段でアクシデント発生。
カブロン、マイネ、そしてカジワラの代役で
トライアンフから参戦のカペロの3台が接触
セーフティカーが出動する事態にはならなかったものの、
カブロンとマイネは足回りにダメージを負い早々にレースをリタイヤしてしまう。

レースはPPスタートのラムダが、序盤から圧倒的な速さを見せつける。
3tn目にはマルケーナス、グリエコ、セプターの多重接触
セーフティカーが出動するも、トップ走行のラムダはリスタートでも先頭をキープ。
後続を寄せ付けない。一方2番手のバトラーは、ユーズドソフトでスタート
したためセーフティカー出動のタイミングで最初のタイヤ交換。
作業にやや時間がかかり7番手でコースに復帰する。

<5ターン終了時点のトップ10>
 1.ニコ・ラムダ
 2.ケリー・ラスムッセン
 3.ゾルタン・ゲラ
 4.アレンザンダー・ロッソ
 5.デイヴィス・リンドホルム
 6.イオリディス・ニニアディス
 7.アレックス・バトラー
 8.ジョンブル・チャップマン
 9.アイウトン・フィリップス・ラ・ポルタ
10.日向 俊郎

レースは7tn目ファーシマスの単独スピンで
2度目のセーフティカーが出動する。ファーシマスはコンクリートウォールに
マシンをヒットしてしまいリタイヤ。地元で良いところを見せられずコースを去る。
2度目のセーフティカーでもリスタートを決めたラムダは、
1周につきマージン1のペースで差を広げにかかる。第2戦の優勝以降
トラブルや不運にたたられ、苦戦をしいられたベテランが反撃を開始した。
また、序盤のセーフティカー出動のタイミングで上位陣が
ピットストップしたのに対し、中古ハードでステイアウト作戦に出た
地元ロムニ・ダキアのゲラが6tn目に2番手に浮上していた。
以下ロッソ、ラスムッセン、リンドホルム、ラ・ポルタなどが続く。

レースは10tnを消化した時点で、新たな展開を迎える。
なんとそれまで晴れていた空から突然大雨が降りだしたのである。
やや大気の状態が不安定だったブカレスト上空には突如。
分厚い雨雲がかかったのだった。レースはこの突然の雨で混乱をきたす。

まず13tn目にはマルケーナスが単独スピンを喫しリタイヤ、
さらに次のターンには6位を争っていた日向とバトラーが接触
こちらも双方リタイヤとなってしまう。
前戦チェコでは、雨の中日向を抜こうとしてスピンしてしまったうえ、
今回は日向と接触しリタイヤと、日向との因縁が生まれてしまったバトラー。
2戦連続のリタイヤで今回もノーポイント。選手権をリードする戦ううえで
痛すぎるリタイヤとなった。

<15ターン終了時のトップ10>
 1.ニコ・ラムダ
 2.ゾルタン・ゲラ
 3.アレンザンダー・ロッソ
 4.デイヴィス・リンドホルム
 5.アイウトン・フィリップス・ラ・ポルタ
 6.ケリー・ラスムッセン
 7.ジョンブル・チャップマン
 8.ジョリー・セプター
 9.デリック・ワーノック
10.イヴァン・カペロ

さらに18tn目にはガジャックがスピンしリタイヤ。
雨の影響で4台がレースからフェードアウトしたが、
そんな中でもラムダの速さはかわらず、2番手ゲラに大きく差をつけてトップを独走。
ゲラの後ろ3番手にはロッソが続くも、ゲラをとらえるまでには至らない。
また大雨は短時間でやみ、のこり5ターンを迎えたころには路面には
レコードラインが浮き始めていた。

この時点でコース上のマシンは全部で15台、各車21、22tn目には
ドライタイヤに換装し、最後のスプリント勝負に出る。
十分なマージンをもって入ったラムダは、後続にポジションを譲ることなく
最後のタイヤチェンジをすませて出てゆく。そのうしろ2番手には
地元ロムニ・ダキアのゲラ、3番手にロッソ、4番手ラ・ポルタ、
5番手にリンドホルムと続き、ファングの代役出走のチャップマンが6番手。
序盤の接触でマシンにダメージを負いながらも走り続けたセプターが7番手、
さらに選手権を争うラスムッセンは8番手にいた。

終盤4~8番手は多少の順位変動があったものの、
レースはほぼおおむね上記の順位で終了。序盤に2度のセーフティカー出動、
そしてセーフティカー明けの突然の通り雨など波乱含みのレースだったが、
レッドブルのラムダがドライ、ウェットともに圧倒的な速さを見せつけ、
第2戦インドネシア以来の2勝目。これで獲得ポイントを101としたラムダが、
ここにきて選手権3位に浮上。序盤から中盤にかけて苦しんだベテランが、
いよいよ選手権獲得に対して追い込みをかけてきた。

ポイントリーダーのバトラーは、2戦連続リタイヤで痛いノーポイント。
ドライバー選手権では2位のラスムッセンには19ポイント差、
そして今回優勝のラムダが103ポイントとなり、ランキング3位に浮上したうえ
バトラーとのポイント差を30と縮めてきた。さらにマルケーナスも
ノーポイントに終わったマーキュリーは、チームランキングでトップをキープも
ノルディックとは15ポイント差、レッドブルとも31ポイント差と
接近を許す状態となった。
他ではロムニ・ダキアのゲラが、2位で今季初表彰台。
地元ルーマニアで最高の活躍を見せた。そしてノルディック勢が久々のW入賞、
さらにカジワラの代役出走のカペロが9位、クラークソンからデビューの
チャップマン6位、そしてワーノックが10位と、代役出走の面々が
そろって全員入賞を果たした。


最終リザルト↓↓↓

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優勝:ニコ・ラムダ(レッドブル

ラップチャート↓↓↓

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ドライバーズランキング↓↓↓

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チーム・マニュファクチャラーランキング↓↓↓

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次回からついにF-NeXXは、欧州を離れアジアラウンドへ。
第13戦の舞台はトルコを超えて東側、カスピ海に面したバクー市街地で行われる
F1でもおなじみアゼルバイジャンGPです、お楽しみに!!!